施工管理技士合格をアシスト
建設業特化の受験対策

【2022年度】第三種冷凍機械責任者試験の申込み方法は?試験スケジュールや合格発表までの流れを解説

公開日:2022年8月22日 更新日:2023年3月29日

【2022年度】第三種冷凍機械責任者試験の申込み方法は?試験スケジュールや合格発表までの流れを解説

【2022年度】第三種冷凍機械責任者試験の申込み方法は?
試験スケジュールや合格発表までの流れを解説

第三種冷凍機械責任者コラム06

「第三種冷凍機械責任者の試験は、どのように申込めばよいのだろうか」
このようなお悩みをお持ちの方も、多いのではないでしょうか。

年1回しか開催されない試験ですので、間違いなく手続きを進めたいものです。

本記事では個人で受験される方を対象に、第三種冷凍機械責任者試験の申込み方法や試験スケジュール、合格発表までの流れを解説します。

確実に手続きを行い、合格につなげましょう。


最終更新日:

第三種冷凍機械責任者試験の申込みから合格発表までの流れ

挿絵

試験の申込みから合格発表までは、どのような流れになるのでしょうか。

大きく3つに分けて、確認していきましょう。

受験案内の確認から申込みまで

第三種冷凍機械責任者の受験は、受験案内書の確認から始まります。

電子申請の方は、高圧ガス保安協会の公式サイトからダウンロードしてください。

書面申請の方は、試験地を管轄する試験事務所に請求する必要があります。

受験案内書が届いたら内容を確認し”listText u-bold、必要事項を記入して出願してください。

電子申請の場合は、事前登録と本申込の手続きが必要です。

受験手数料は、以下のタイミングで支払います。

  • 電子申請:本申込みの手続き完了後
  • 書面申請:出願の前(受験案内書に同封の払込取扱票を使い、郵便局の貯金窓口やゆうちょ銀行で支払う)

申込み後、試験当日まで

申込みの完了後は、受験票に貼る写真を用意して待ちましょう。

縦4.5cm、横3.5cmの写真が1枚必要です。

試験当日の3~4週間前を目安に、受験票が送られます。

申請した内容どおりに記載されているか、必ず確認してください。

誤りがある場合は、高圧ガス保安協会に連絡し、指示を受けましょう。

また試験会場や当日のスケジュールも確認してください。写真貼付欄に、あらかじめ用意した写真を貼り付けましょう。

受験票は、試験当日に回収されます。

受験番号は必ず控えておきましょう。

問題用紙・解答用紙は試験会場で回収されるため、持ち帰ることはできません。

受験後、合格発表まで

試験翌日に、問題と解答が高圧ガス保安協会の公式サイトに掲載されます。

試験当日の記憶をたよりに、自己採点を進めましょう。

合格発表は、翌年の年明けとなります。

合格者は免状の交付手続きをしてください。

第三種冷凍機械責任者試験のスケジュール(2022年度)

2022年度に実施される第三種冷凍機械責任者試験のスケジュールは、以下のとおりとなっています。

項目 期日 備考
受験案内書・願書配布 7月11日(月)から
願書受付開始 8月22日10時
出願締め切り 電子申請:9月7日17時
書面申請:9月5日(当日消印有効。窓口の場合は17時まで)
受験手数料の納付期限 電子申請:9月12日
書面申請:願書を発送する前
書面申請の場合は、受験手数料の支払いを証明する書類(受付証明書)の添付が必要
受験票発送 10月17日 郵便はがきで発送
10月21日までに届かない場合は、高圧ガス保安協会に連絡する
試験 11月13日 会場は受験票で通知
試験問題・解答の公表 11月14日
合格発表 2023年1月5日 高圧ガス保安協会ホームページで公表。合否通知書も送付

また試験当日のスケジュールは、以下の通りとなります。

項目・科目 時刻
集合時刻 9時
法令 9時30分~10時30分
保安管理技術 11時10分~12時40分

申込み前に必要な準備

試験への出願をスムーズに行うためには、いくつかの準備が必要です。

ここでは3つのポイントを確認していきましょう。

受験案内書を確認する

正しく出願するうえで、受験案内書のチェックは欠かせません。

注意事項や締切日などが書かれていますので、必ず確認しましょう。

特に書面申請の方は、受験案内書の入手が必須条件となります

同封されている専用の払込取扱票を使わなければ、受験手数料を支払えません。

希望する試験地の試験事務所を確認し、早めに取り寄せましょう。

その際には、以下の書類を同封する必要があります。

  • メモ(試験の種類、受験案内書・願書の必要部数、電話番号を記入)
  • 返信先を記入した角2封筒(33.2cm×24cm)
  • 郵便切手(1部の場合は140円、2部の場合は210円。返信用封筒に貼付)

電子申請を行う方は、メールアドレスを用意する

電子申請では「送られてきたメールのURLをクリックし、手続きを進める」ステップがあります。

このため受信可能なメールアドレスを、事前に用意しなければなりません。

もっともYahoo!メールやGmailといった無料のアドレスを使えるため、費用をかけずに用意できます。

なおキャリアメールなど、携帯電話のメールアドレスは使えません。

講習修了証をお持ちの方は、あらかじめ用意しておく

高圧ガス保安協会が実施する「第三種冷凍機械講習」を受講した方は、講習修了証を用意しておきましょう。

出願の際、講習修了証に書かれている番号などが必要です。

もし見つからない場合は、早めに高圧ガス保安協会へ連絡してください。

電子申請で申込む手順

挿絵

第三種冷凍機械責任者試験の出願方法は、以下の2つに分かれます。

  • Webを使って申込む「電子申請
  • 紙の願書を使い、郵送で申込む「書面申請

まず電子申請について、申込む手順を確認していきましょう。

事前登録

電子申請は高圧ガス保安協会の「国家試験のお申込み」ページにアクセスし、「国家試験のお申込み(電子申請)はこちら」ボタンを押します。

利用規約に同意し申込メニューの記載内容を確認後、以下の項目を選択・入力してください。

  • 試験の種別(「第三種冷凍機械」を選択)
  • 氏名(漢字、カナ)
  • 生年月日
  • メールアドレス
  • パスワード(6~10文字。英数字が使える)

事前登録後、登録内容は訂正できません。

確認画面でチェックし、誤りのないことを確認してから手続きを進めましょう。

本申込

事前登録が完了すると、指定したメールアドレスに以下の情報が書かれたメールが届きます。

  • ユーザID
  • 本申込のURL

メール本文に書かれたURLをクリックし、通知されたユーザIDと登録したパスワードを使ってログインしてください。

その後、以下の情報を選択・入力します。

  • 試験地
  • 自宅の郵便番号、住所、電話番号
  • 勤務先や学校等の名称や電話番号(但し、入力しなくてもよい)
  • 「第三種冷凍機械講習」を受講した方は、講習修了証の修了番号等

申込完了後、出願内容の訂正はできません

確認画面で内容をチェックした後に、申込ボタンを押してください。

受験手数料を振り込む

申込みが完了すると、「個人申込画面」が表示されます。

下の方には、以下の情報が記載されています。

  • 振込先銀行や支店
  • 振込先口座名
  • 振込先口座番号(申込みごとに1口座が割り当てられています)
  • 振込むべき金額
  • 振込期限
  • 振込人名(振込む際に記載すべきカナ氏名)

必ず確認するとともに、印刷し保存してください。

また次の画面で表示される「個人申込後手続案内」もよく確認しましょう。

なお同じ内容が、「申込内容の確認メール」にも記載されています。

振込期限までに、指定された口座へ振込を完了してください。

振込手数料は申請者の負担です。

入金後2営業日後を目安に、「入金確認・申込完了メール」が届きますので確認してください。

なお書面申請用の払込用紙は使えません。

書面申請で申込む手順

紙の願書を使って申込む場合は、いくつかのポイントがあります。

ここからは書面申請について、申込む手順を確認していきましょう。

願書に必要事項を記入する

受験案内書を入手したら、願書に以下の事項を記入してください。

  • 試験地
  • 試験の種類
  • 試験の科目免除申請の有無
  • 氏名、生年月日、住所、郵便番号、電話番号
  • 勤務先や学校等の名称や電話番号

法令と保安管理技術の両方を受験する場合は、「試験の科目免除申請の有無」欄にある「免除無」を○で囲んでください。

払込用紙に必要事項を記入する

書面申請の場合、受験手数料は専用の払込用紙を使います。

以下の事項を入力してください。

  • 試験コード(払込取扱票の裏面を参照)
  • 申請者の郵便番号、住所、氏名、電話番号
  • 払込金額

誤記をしないよう、慎重に記入を進めてください。

郵便局の貯金窓口で受験手数料を支払う

願書と払込用紙に必要事項を記入したら、郵便局の貯金窓口やゆうちょ銀行で受験手数料を支払います。

ATMは利用できないため、平日に手続きを行う必要があります。

多くの郵便局やゆうちょ銀行の窓口では、営業時間が9時から16時までであることに注意してください。

手数料は申込者の負担です。

ゆうちょ銀行の口座をお持ちの方は、通帳やキャッシュカードを使って払うと110円安くなります。

受付証明書を願書に貼り付け、提出する

払込手続きが終わると、以下の書類が返されます。

  1. 郵便振替払込金受領証
  2. 郵便振替払込受付証明書

1番の書類は、申込者が保存してください。

2番の書類は願書の「受験手数料を納付した証明書貼付欄」にのり付けします。

その後は受験案内書に記載の送付先に、出願書類一式を簡易書留で送付してください。

申込みのポイントや注意点

挿絵

ここからは第三種冷凍機械責任者試験の出願に際し、ぜひ押さえておきたいポイントや注意点を確認していきます。

願書の内容は正しく記入する

出願後、願書の内容は変更できません。

特に電子申請の場合は、事前登録で誤記入した内容は本申込で変更できないことにも注意が必要です。

内容を誤って記入した場合、受験ができなくなる、免状が発行されなくなるなどの不都合が生じます。

せっかく受験した試験を無駄にしないためにも、出願内容は細心の注意を払って入力しましょう。

あやふやな項目は、事前に確認してから記入してください。

受験手数料は値上げされたが、電子申請は書面申請よりもお得

高圧ガス保安法による試験の受験料は、2022年度から値上げされました。

第三種冷凍機械の場合、2021年度までの8,700円から、2022年度は10,300円に改定されています。

最新の情報を確認し、正しい金額で入金を済ませましょう。

なお電子申請の場合は、受験料が9,800円となります。

この機会に、電子申請を検討してみてはいかがでしょうか。

電子申請では、本申込の際に試験会場を確認できる場合がある

電子申請の場合は、本申込の際に試験会場が表示される場合もあります。

この場合は会場と住所をメモし、早めに当日の交通手段を確認しておくとスムーズです。

電子申請の場合は、30分以上放置しない

電子申請を行う場合、30分以上操作しないとタイムアウトし、入力を進められなくなります。

この場合はログインし直したうえで、操作・入力をやり直さなければなりません。

このような事態を防ぐためにも、事前に入力すべき項目を決めておくとよいでしょう。

「個人申込操作方法」ページも参考にしてください。

支払にクレジットカードは使えない。受験手数料は必ず確保を

受験手数料の支払いは、以下の方法に限られます。

クレジットカードは使えません。

  • 電子申請の場合は、銀行振込
  • 書面申請の場合は、専用の払込用紙

このため出願の際に、受験手数料に相当するお金を用意しなければなりません。

申込み開始日は、旧盆が終わった後。

合格できる実力があるのに「お金を使いすぎて出願できない」といった状況になるのは、悲しいものです。

受験手数料は早めに確保し、確実に出願できるよう準備を進めましょう。

書面申請は電子申請よりも締切日が早い

書面申請の締切日は、電子申請よりも2日早くなっています

電子申請と異なり、出願までに受験手数料の支払いを済ませたうえで出願しなければなりません。

このため、早めの手続きが安心です。

払込用紙の金額は訂正できない

払込用紙の金額を訂正した用紙を使った場合、たとえ入金額が正しい場合でも出願は受け付けられません。

もし金額を誤って記載した場合は、新たな払込用紙を用意し書き直す必要があります。

金額欄は誤記入のないよう、慎重に記入してください。

まとめ

第三種冷凍機械責任者の申込みは難しくないものの、誤記入には注意が必要です。

特に書面申請の場合は、願書と払込用紙それぞれについて、慎重に記入しなければなりません。

可能であれば、電子申請がおすすめです。

土休日や夜間でも振り込めるとともに、受験手数料も安くなることは魅力。

手続きを正しく行い、確実な受験と合格につなげましょう。


CIC日本建設情報センターの第三種冷凍機械責任者受験対策講座について詳しく知りたい方はこちら


CIC日本建設情報センターの第三種冷凍機械責任者受験対策講座に関する資料の請求はこちら

    一覧へ戻る

    関連コラム

    各種お問合せ

    資料請求・講座申込み・ご質問などはフォームまたはお電話でお問合せください

    TEL:0120-129-209
    PAGETOP