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衛生管理者のおすすめ過去問題集は?
公開日:2025年4月15日 更新日:2025年4月15日
衛生管理者のおすすめ過去問題集は?
衛生管理者は第一種・第二種の区分がある資格ですが、どちらも勉強する際にテキストや問題集の活用が大切です。自分に適したものを見つけて勉強することで、効率的に問題の解答力が身につきます。
この記事では、衛生管理者のおすすめ過去問題集について詳しく解説します。衛生管理者の試験内容や合格基準もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
第1種衛生管理者おすすめ過去問
第1種衛生管理者の過去問でおすすめなのは、以下の3つです。
- 『10回分の公表問題を300問にギュッと! 第1種衛生管理者過去問題集』CIC日本建設情報センター (著)
- 『これで完成! 村中一英の第1種衛生管理者 過去7回本試験問題集 2025年度版』村中 一英 (著)
- 『ユーキャンの第1種衛生管理者 重要過去問&予想模試 ’24~’25年版【試験8回分相当の問題数を収録】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)』ユーキャン衛生管理者試験研究会 (著, 編集)
それぞれの過去問の特徴、おすすめのポイントについて解説します。
1)『10回分の公表問題を300問にギュッと! 第1種衛生管理者過去問題集』CIC日本建設情報センター (著)
まずご紹介するのは、CIC出版『10回分の公表問題を300問にギュッと! 第1種衛生管理者過去問題集』です。過去の出題傾向から分析された厳選問題が掲載されています。
おすすめのポイントは、以下のとおりです。
- テーマ別に問題が収録されている
- 300問を超える問題が5肢択一問題で掲載されている
- 模擬テスト1回分が収録されている
CICの過去問題集は、広い出題範囲の衛生管理者試験のポイントを上手くまとめつつ、豊富な問題数で徹底的に対策できるのが特徴です。掲載されている問題は全て出題傾向から厳選されたものなので、突き詰めていけば効率的に合格を狙えます。
また、模擬テスト1回分が収録されているため、過去問題集をある程度解いて「本番を意識して問題を解きたい」という場合にも適しています。1冊の過去問題集で必要な内容を網羅しているため、受験者にとって心強い1冊となるでしょう。
2)『これで完成! 村中一英の第1種衛生管理者 過去7回本試験問題集 2025年度版』村中一英 (著)
続いてご紹介するのは、「これで完成! 村中一英の第1種衛生管理者 過去7回本試験問題集 2025年度版」です。衛生管理者のベスト講師とされている村中一英先生が著者の1冊となります。
おすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 過去問題7回分の問題が収録されている
- 問題集から取外しできる別冊方式で持ち運びしやすい
この問題集は、過去7年間分の問題が収録+最新の1回分の解説をPDF形式で確認できるため、直近の出題傾向まで把握が可能です。また、問題集から取外しできる別冊方式なので、持ち運んでの利用にも対応しています。
すきま時間も上手く活用しながら勉強したい方向けの1冊です。
3)ユーキャンの第1種衛生管理者 重要過去問&予想模試 ’24~’25年版【試験8回分相当の問題数を収録】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)ユーキャン衛生管理者試験研究会 (著, 編集)
最後にご紹介するのは、「ユーキャンの第1種衛生管理者 重要過去問&予想模試 ’24~’25年版」です。ユーキャンが出版している過去問題集で試験8回分相当の問題が収録されています。
おすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 試験によくでる301問をテーマ別に掲載されている
- 図やイラストでわかりやすく問題が整理されている
この問題集は試験で出題されやすい問題がテーマ別に掲載されており、効率的に勉強しやすいのが特徴です。直近の公表問題と予想模試も収録されているため、本番を意識した勉強もできます。
効率的に問題を解きながら本番も意識したい方向けの1冊です。
第2種衛生管理者おすすめ過去問
第2種衛生管理者の過去問でおすすめなのは、以下の3つです。
- 『9回分の公表問題を270問にギュッと! 第2種衛生管理者過去問題集』CIC日本建設情報センター (著)
- 『第2種衛生管理者 一問一答 パーフェクト900問 ’24~’25年版』衛生管理者試験対策研究会 (著)
- 『ユーキャンの第2種衛生管理者 重要過去問&予想模試 ’24~’25年版【試験8回分相当の問題数を収録】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)』ユーキャン衛生管理者試験研究会 (著, 編集)
それぞれの過去問の特徴、おすすめのポイントについて解説します。
1)『9回分の公表問題を270問にギュッと! 第2種衛生管理者過去問題集』CIC日本建設情報センター (著)
まずご紹介するのは、CIC出版『9回分の公表問題を270問にギュッと! 第2種衛生管理者過去問題集』です。過去の出題傾向から分析された厳選問題が掲載されています。
おすすめのポイントは、以下のとおりです。
- テーマ別に問題が収録されている
- 270問を超える問題が5肢択一問題で掲載されている
- 模擬テスト1回分が収録されている
こちらの問題集は先ほどご紹介したCICの過去問題集の第2種バージョンです。第1種の問題集と同様、試験のポイントを上手くまとめつつ、豊富な問題数で徹底的に対策できます。
掲載されている問題は全て出題傾向から厳選されたものなので、突き詰めていけば効率的に合格を狙える1冊です。また、模擬テスト1回分が収録されています。過去問だけでなく本番を意識した解き方をしたい場合にも心強い1冊です。
2)『第2種衛生管理者 一問一答 パーフェクト900問 ’24~’25年版』衛生管理者試験対策研究会 (著)
続いてご紹介するのは、「第2種衛生管理者 一問一答 パーフェクト900問 ’24~’25年版」です。衛生管理者試験対策研究会が出版している1冊となります。
おすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 900問が収録されている
- 重要度が3段階で表示されている
この問題集は、過去10年・20回分相当の試験問題が収録されています。ボリューム量が大きいため、とにかくたくさんの問題を解いて実力をつけたい方向けです。
また、重要度が3段階にわけられているためポイントを絞りやすいのもメリットです。時間が多めに確保できる受験者向けといえるでしょう。
3)『ユーキャンの第2種衛生管理者 重要過去問&予想模試 ’24~’25年版【試験8回分相当の問題数を収録】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)』ユーキャン衛生管理者試験研究会 (著, 編集)
最後にご紹介するのは、「ユーキャンの第2種衛生管理者 重要過去問&予想模試 ’24~’25年版」です。ユーキャンが出版している過去問題集で試験8回分相当の問題が収録されています。
おすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 試験によくでる195問をテーマ別に掲載されている
- 図やイラストでわかりやすく問題が整理されている
この問題集は試験で出題されやすい195問がテーマ別に掲載されています。公表問題と類似した問題が出題されやすいという衛生管理者試験の特徴から、問題演習を繰り返すことで効率よく勉強できます。
直近の公表問題と予想模試も収録されているため、本番を意識した勉強もできる1冊です。
CICの『第一種・第二種 衛生管理者 テキスト』
CIC日本建設情報センターでは、過去問題集のほかに『第一種・第二種 衛生管理者 テキスト』を提供しております。こちらは、過去問題集とは違って基礎的な知識を身につけることに特化したテキストです。
おすすめのポイントは、以下のとおりです。
- 第一種・第二種の最短合格を目指すために必要な基礎が身につく
- 膨大な出題範囲の重要なポイントを効率よく勉強できる
- 一問一答テストで理解度をチェックできる
CIC日本建設情報センターのテキストでは、公表問題を徹底的に分析して要点がわかりやすくまとめられています。試験勉強の中でもインプットに特化した教材です。一問一答テストで理解度をチェックできるため、着々と実力を身につけられます。
アウトプットに特化している過去問題集と合わせて活用することで、より効率よく勉強できるでしょう。
衛生管理者資格を独学で合格するには?
中には、本当に衛生管理者を独学で合格できるのか疑問に抱いている方もいるのではないでしょうか。結論から申し上げますと、独学でも十分に合格は狙えます。
ただし、独学では以下の点をどう解決するか注意しなければなりません。
- モチベーションの維持
- 理解できない・わからない箇所を自分で解決する必要がある
資格試験の独学で難しいのはモチベーションの維持です。試験日まで勉強を継続することはもちろん、勉強したのに思ったように問題が解けないとモチベーションの低下につながる可能性があります。
また、独学では理解できない箇所も自分で解決しなければなりません。自分に適したテキストや問題集で知識をつけていく必要があるため、テキスト選びが大切というわけです。
衛生管理者の独学の勉強時間
衛生管理者を独学で勉強する際、合格に必要な勉強時間は第一種で約100時間とされています。第二種は範囲が狭くなるため、第一種より勉強時間は少なくても合格を目指せるでしょう。
例えば、1日1時間勉強できる場合は約100日(3ヶ月前後)、1日2時間勉強できる場合は約50日(1〜2ヶ月)かかる計算となります。もし、独学で勉強する場合は試験の約3か月前から対策を開始するのがよいでしょう。
また、勉強時間はまとめて確保する以外にも分散する方法があります。1日1時間であれば、起床後30分、就寝前30分というような方法です。独学ではモチベーションの維持が大切となるため、継続しやすい方法を実践してみてください。
衛生管理者の合格基準
衛生管理者の合格基準は、科目ごと(第一種衛生管理者試験の科目のうち範囲が分かれているものについては範囲ごと)の得点が40%以上かつ、合計が60%以上であれば合格となります。
合計が60%を超えていても合格できるわけでないためご注意ください。バランスよく点数を獲れるよう自分に適したテキスト・問題集を用いて勉強しましょう。
衛生管理者の試験内容
以下の表は、衛生管理者の試験内容をまとめたものです。
項目 | 第二種衛生管理者 | 第一種衛生管理者 |
---|---|---|
試験日 | 全国7地域のセンターで月に1回程度、実施 | |
合格発表日 | 試験日から約1週間後 | |
問題数 |
|
|
試験科目 | ▼労働衛生 ・有害業務に係るもの ▼関係法令 ・有害業務に係るもの ▼労働生理 |
▼労働衛生 ・有害業務に係るもの ・有害業務に係るもの以外のもの ▼関係法令 ・有害業務に係るもの ・有害業務に係るもの以外のもの ▼労働生理 |
第二種と第一種を比較すると第一種衛生管理者の試験範囲が広いことがわかります。
第一種では、有害業務に係るもの以外も範囲に含まれます。問題数も増えるため、より計画的な対策が必要です。
CIC日本建設情報センターのWeb(オンライン)講座
CIC日本建設情報センターでは、衛生管理者のWeb(オンライン)講座を提供しております。受験者がモチベーションを維持しつつ、合格を最短距離で目指せるのが特徴です。
ここからは、CIC日本建設情報センターのWeb(オンライン)講座について詳しく解説します。
第一種・第二種別々にコースが用意されている
CIC日本建設情報センターの衛生管理者講座では、第一種・第二種それぞれでコースが用意されています。第一種約13時間、第二種約7.5時間の講義時間で、それぞれの範囲を網羅しているのが特徴です。
自分が取得を考えている区分の衛生管理者どちらでもWeb講座を受講できます。
動画講義なので自由に視聴できる
Web(オンライン)講座は動画講義なので、視聴スタイルが自由です。巻き戻しや一時停止などが自由にできることから、自分の理解力に合わせて学習を進められます。
「重要そうなポイントをノートにまとめながら勉強したい」「何度も解説を聞いてじっくりと理解を深めたい」という場合、一回の視聴では足らないこともあるでしょう。Web(オンライン)講座であれば、このような勉強スタイルも実現しやすいのが魅力といえます。
合格に焦点を当てたテキスト
CIC日本建設情報センターでは、オリジナルのテキスト・問題集を取り揃えています。最短での合格に焦点を当てて、ポイントを解説しているのが特徴です。
例えば、これから勉強を始めるとしても「どこから始めたら良いかわからない」「本当に合格につながった勉強ができているのか不安…」と感じることもあるでしょう。CIC日本建設情報センターでは、動画講義からテキスト・問題集まで合格に焦点を当てつつ、受講者がモチベーションを維持できる講座になるよう力を入れているため、勉強方法に悩む必要がありません。
最短で効率的に衛生管理者の取得を目指したい方におすすめします。
まとめ
この記事では、衛生管理者の勉強でおすすめの過去問について解説しました。
衛生管理者を独学で勉強する際、自分に適したテキスト・過去問を使うことは非常に大切です。過去問題を通して問題の傾向を把握しながら、少しずつ解答力をつけていくことが合格への近道です。
CIC日本建設情報センターでは、衛生管理者のテキスト・問題集を提供しています。どちらも要点を分かりやすくまとめ、初学者でも最短で合格を目指す内容となっています。加えて、衛生管理者の勉強のWeb(オンライン)講座を提供しているため、独学が苦手な方はぜひ受講をご検討ください。