お待たせ致しました。
試験問題が公開されましたのでご案内いたします。
2級土木施工管理技士の第一次検定(後期)の試験問題/正答肢、及び、第二次検定の試験問題につきましては、試験実施団体のサイトへのリンクからご確認ください。
後期の試験も出題数、必要解答数や出題分野等は前期と変わらず、66問中45問解答する形式(四肢択一のマークシート方式)でした。
令和6年度から追加となった工学基礎知識の出題内容は、土質柱状図や定常流の流れの管に関する新傾向の問題があり、戸惑った受検生も多かったと思われます。
全体的に、過去に出題のあった問題や基本的な問題が多かったものの、共通工学の出題内容では、鋼道路橋の構造に関して部材の名称を問う問題がありました。
工学基礎知識は難しい、土木一般、施工管理法(基礎的な能力)はやや易しい、専門土木、法規、施工管理法は易しい、共通工学はやや難しいという印象です。
全体をとおしてみると、新出題の問題や選択肢があったものの、過去に出題のあった問題も多く、過去問題を繰り返し解き、CICのテキストで学習して基礎をしっかりと押さえていた受検生であれば、十分に合格できる試験であったといえます。
| 出題区分 | 出題数 | 必要解答数 | 選択/必須 | 難易度 |
|---|---|---|---|---|
| 工学基礎知識 | 5問 | 5問 | 必須 | 難しい |
| 土木一般 | 11問 | 9問 | 選択 | やや易しい |
| 専門土木 | 20問 | 6問 | 選択 | 易しい | 法規 | 11問 | 6問 | 選択 | 易しい |
| 共通工学 | 4問 | 4問 | 必須 | やや難しい |
| 施工管理法 | 7問 | 7問 | 必須 | 易しい |
| 施工管理法(基礎的な能力) | 8問 | 8問 | 必須 | やや易しい |
| 合計 | 66問 | 45問 |
出題数や出題形式などは、昨年と同様、必須問題5問、選択問題(1)〔問題6~問題7のいずれか1問〕および選択問題(2)〔問題8~問題9のいずれか1問〕の、計7問を解答する出題形式でした。
必須問題1は、昨年度と同様の出題形式であったため、しっかりと対策をした受検生であれば戸惑うことなく解答できたことでしょう。
必須問題2、3は、過去に出題された選択肢がありつつも、2級の問題としては出題がなかったものもあったため、難しく感じた受検生が多かったと思います。
必須問題4は、電子情報を活用した施工に関する新傾向の問題があったものの、選択肢の語句から解答を導き出せたかがポイントになったのではないでしょうか。
必須問題5は、過去に出題のあった問題であったため、過去問題を繰り返し学習した受検生であれば、難なく解答できたと思われます。
選択問題(1)については、問題6、7のいずれも、過去の二次検定で出題のあった内容が多く、ここで確実に解答できたかが鍵となったことでしょう。
選択問題(2)の問題8は、過去に類似問題が出題されていたものの、「玉掛け作業は除く」という但し書きがあったことから、複数の解答を用意できていた受検生であれば、慌てずに対応できたのではないでしょうか。問題9は、出題形式としては過去に同様の出題があったものの、「重力式擁壁」という内容に戸惑った受検生も多かったと見られます。
全体をとおしてみると、過去問題を中心に学習しつつ、しっかりと対策をとった受検生であれば合格できる試験であったと考えられます。
| 出題区分 | 出題数 | 必要解答数 | 選択/必須 | |
|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 施工経験記述[品質管理・工程管理] | 1問 | 5問 | 必須 |
| 第2問 | 品質管理(建設工事における品質管理) | 1問 | ||
| 第3問 | 工程管理(工程表の特徴) | 1問 | ||
| 第4問 | 土工(盛土の施工) | 1問 | ||
| 第5問 | コンクリート工(用語の説明) | 1問 | ||
| 第6問 | 品質管理(盛土の締固め管理方法) | 1問 | 1問 | 選択 |
| 第7問 | 品質管理(レディーミクストコンクリートの受入れ検査) | 1問 | ||
| 第8問 | 安全管理(移動式クレーンを用いる作業) | 1問 | 1問 | |
| 第9問 | 工程管理(工程表作成と全所要日数) | 1問 | ||
| 合計 | 9問 | 7問 | ||
CICは創業から27年、建設業界の資格対策講座を研究してきたパイオニア企業。
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さあ、ご一緒に最短ルートでの合格を目指しましょう。
