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危険物取扱者の合格発表はいつごろ?発表方法や合格率、免状の申請方法を徹底解説
公開日:2022年8月23日 更新日:2023年3月29日
【2022年】危険物取扱者乙4試験の申込み方法は?
試験日などの試験スケジュール、合格発表までの流れも紹介
「危険物取扱者の資格は、乙4から」このような方も、多いのではないでしょうか。
初めて受ける試験には、多少なりとも不安や緊張感を感じることでしょう。
試験で実力を発揮するためには、スムーズな申込みが不可欠です。
この記事では乙4の申込み方法を中心に、試験のスケジュールについても解説していきます。
正しく申込み、一日も早い資格の取得につなげましょう。
目次
最終更新日:
まずは試験申し込みから合格発表までの流れを紹介します。
電子(インターネット)申請と書面(郵送)申請では、流れが多少異なることに注意してください。
電子申請を使って申し込んだ場合は、以下の流れとなります。
事前に願書等を入手せずに済み、願書の郵送料も不要な点はメリットといえるでしょう。
代わりにインターネット環境とパソコン、メールアドレスが必要です。
プリンタが無い方は、ダウンロードしたPDFファイルをコンビニ等で印刷できます。
書面申請の場合は、以下の流れとなります。電子申請と異なる点があることに注意してください。
願書を入手し記入する手間や、願書を郵送する費用がかかります。
一方で、パソコンやインターネット環境が無い方でも申し込める方法です。
危険物取扱者乙種4類の試験は、各地で年2回以上開催されています。
ここでは高い頻度で実施されている東京都を例に、試験から合格発表までのスケジュールを確認していきましょう。
試験は以下のとおり、毎月2~4回開催されています。
2022年度の開催日を、以下に示しました。
土日祝日の実施が基本ですが、月曜日から金曜日の試験日もそれぞれ年1回以上設けられています。
年月 | 試験日 |
---|---|
9日(土)、23日(土)、29日(金・祝) | |
7日(土)、15日(日)、24日(火)、29日(日) | |
10日(金)、18日(土)、29日(水) | |
3日(日)、24日(日)、31日(日) | |
7日(日)、13日(土)、20日(土)、30日(火) | |
5日(月)、17日(土)、25日(日) | |
2日(日)、8日(土)、22日(土)、29日(土) | |
20日(日)、26日(土) | |
3日(土)、11日(日)、18日(日)、25日(日) | |
7日(土)、14日(土)、21日(土)、28日(土) | |
7日(火)、12日(日)、23日(木・祝)、26日(日) | |
12日(日)、16日(木)、26日(日) |
試験の受付は試験日の2カ月ほど前から始まり、1カ月半ほど前に終わります。
受付期間は10日程度と短いため、事前の準備が欠かせません。
合格発表は、試験日の10日~2週間後に設定されています。
但し3月中旬・下旬に実施される試験の合格発表は、4月に入ってからとなります。
試験日ごとの受付期間や合格発表日は、消防試験研究センターのWebサイトでご確認ください。
危険物取扱者乙4の試験は、申込む前に必要な準備が4つあります。
事前に準備し、スムーズな申込みにつなげましょう。
申込む前に、試験日と試験会場をチェックしておきましょう。
どちらも「危険物取扱者試験案内」に明記されています。
当日受験可能かどうか、集合時刻までに会場に到着できるか確認してください。
特に午前・午後の指定ができない場合が多いことに注意が必要です。
また東京都以外の場合は試験日によって会場が変わるため、出願前に必ず確認しておきましょう。
また頻繁に試験を実施する都道府県の場合でも、以下のとおり毎回乙4を受けられるとは限りません。
このため当日受験できる種類はなにか、出願前に必ずご確認ください。
試験手数料は4,600円です。
書面申請の場合は、郵便局の貯金窓口かゆうちょ銀行での払込みに限られます。
電子申請の場合は、以下の方法から選択可能です。
たとえばクレジットカードをお持ちでいない方は、コンビニエンスストアかペイジーでの支払いとなります。
あなたが選べる支払手段を事前に確認したうえで、申込み方法を選びましょう。
書面申請の場合は申込みに先立ち、以下の書類を用意する必要があります。
上記の書類は全国共通です。
受け取れる代表的な場所を、以下に示しました。
都道府県により異なる場合があるため、事前に消防試験研究センター都道府県支部のWebサイトでご確認ください。
また中央試験センターなど、郵送での請求に対応している箇所もあります。
角2サイズの返信用封筒に返送先の住所・氏名・郵便番号を記入し、140円切手(2部の場合は250円切手)を貼ってください。
また以下の内容を記載したメモを入れ、送付用封筒に赤字で「危険物取扱者試験案内請求」と記入し請求してください
乙種の他の類に合格した方は科目免除を受けられ、「性質消火」だけの受験で済みます。
あらかじめ危険物取扱者免状を準備し、以下の手続きをとってください。
電子申請のステップは、大きく6つに分かれます。
それぞれ何をすべきか、詳しく確認していきましょう。
電子申請の場合、受験案内は消防試験研究センター都道府県支部のWebサイトからダウンロードできます。
お住まいの都道府県以外の会場でも受験できるため、受験したい都道府県支部のWebサイトを確認しましょう。
以下の項目を確認し、試験日を決めてください。
出願後の変更はできないため、慎重に検討しましょう。
試験日と試験地を決めたら、消防試験研究センターのトップページにある「電子申請はこちらから(インターネット受験申込み)」ボタンを押してください。
電子申請トップ画面が表示されますので、個人の方は「インターネットによる受験申請」を選び、以下の順序で申込み手続きを進めてください。
入力ミスをしないよう、落ち着いて作業を行いましょう。
願書情報の入力が終わると、試験手数料の支払方法を選ぶ画面に移ります
支払方法は、以下の4種類に分かれます。
支払方法 | 注意点 |
---|---|
コンビニエンスストア | 申込時点で、支払先のコンビニエンスストアを指定する必要がある。以下のなかから選択する
|
ペイジー(オンライン方式) | – |
ペイジー(情報リンク方式) | インターネットバンキングを使える金融機関を指定する |
クレジットカード | 以下の国際ブランドを持つカードで支払い可能
|
ペイジー(情報リンク方式)の場合は決済に使う金融機関の口座など、クレジットカード決済の場合はクレジットカード番号などが必要です。
事前に準備しておきましょう。
支払方法で「コンビニエンスストア」「ペイジー(オンライン方式)」を選んだ場合は、申請3日後の23時59分までに支払いが必要です。
以下の方法でお支払いください。
もし支払いを忘れると申込みは無効となり、最初から申請をやり直さなければなりません。
一方でペイジー(情報リンク方式)やクレジットカード払いの場合は、申請完了時点で決済まで済んでいます。
このためコンビニやATMへ足を運び、試験手数料を支払う必要はありません。
入金や決済が完了した方には、「受験申請者の受付完了通知メール」が送付されます。
きちんと支払いがされているか、確認しておきましょう。
電子申請を行った方の受験票は郵送されません。
代わりに消防試験研究センターのWebサイトで提供されます。
試験日の10日前になったら、電子申請トップ画面の「受験票の印刷」ボタンから手続きし、以下の点に注意して印刷してください。
ご自宅にプリンタをお持ちでいない場合は、コンビニエンスストア等にあるコピー機でも印刷できます。
受験票の印刷は、「受験申請者の受験票ダウンロードについて(通知)メール」が届いたタイミングを目安にするとよいでしょう。
但しメールが届かなくても、受験票の印刷は可能です。
書面申込みを選んだ場合の手順は、大きく4つに分かれます。
事前に「申込み前に必要な準備」を確認し、必要な書類を準備しておきましょう。
申込み方法は都道府県により多少異なります。
ここでは東京都を例に解説します。
書面申請の場合、願書と払込取扱票の2種類に記入しなければなりません。
各項目について、正しく記入しましょう。
記憶があやふやな箇所は、事前に確認してから記入を始めることが重要です。
以下に挙げる項目を記入する際は、特に注意が必要です。
払込取扱票には住所、氏名、電話番号、金額を入力してください。
払込取扱票に必要事項を記入したら、試験手数料を支払いましょう。
郵便局の貯金窓口、またはゆうちょ銀行の窓口で受け付けています。
平日の9時から16時まで営業の箇所がほとんどであり、夜間や土休日の支払いはできないことに注意してください。
またATMの利用や中央試験センター窓口での支払いはできません。
試験手数料のほかに、以下の払込手数料がかかります。
手続きが完了すると、以下の2枚が渡されます。
このうち「振替払込受付証明書(お客さま用)」を願書の裏に貼り付けてください。
願書に必要事項の記入と「振替払込受付証明書(お客さま用)」等の貼付が終わったら、締切日までに願書を提出しましょう。
東京都で受験する場合、提出先は中央試験センターです。
窓口に持参する場合は受付最終日の17時まで、郵送の場合は当日消印有効です。
なお郵送する場合は、特定記録郵便で送ってください。
申込みを完了した方に対して、試験日の1週間前までに受験票が発送されます。
万が一受験票が届かない場合は、試験前日(土休日の場合は直前の営業日)までに中央試験センターへ連絡してください。
危険物取扱者乙4の試験を申込む際には、いくつかの注意点があります。
主な5つの項目を取り上げ、どのような点に注意を払えばよいか確認していきましょう。
受付期間は電子申請と書面申請で異なり、書面申請のほうが3日ほど遅く設定されています。
子申請の場合、受付開始日は午前9時から、受付最終日は午後5時で締め切られます。
締切日時に間に合うよう、早めに準備を進めましょう。
皆さまのなかには「せっかくなので乙4だけでなく、他の類も受験したい」と思う方もいるのではないでしょうか。
しかし試験当日は乙4のみの実施など、同じ日に他の類を受験できないケースも多いです。
また複数の類を受験できる場合でも、出願は書面申請に限られる点に注意が必要です。
試験を申込む際には、試験手数料以外にも以下の費用がかかります。
上記のとおり、書面申請では願書の入手や発送の費用もかかります。
このためパソコンをお持ちの方は、電子申請がお得です。
願書は2枚複写となっています。
そのため修正液などを使って修正してはいけません。
間違って記入した箇所に横2本線を引き、その上に正しい内容を記載してください。
また払込取扱票は金額を訂正すると無効になるため、専用の払込取扱票を用意し書き直す必要があります。
ミスをしないよう、慎重に記入してください。
試験当日、受験票に写真が貼っていないと受験できません。
写真は以下の条件に合う「証明写真」を用意してください。
写真を用意したら、受験票にのり付けしてください。
セロハンテープの使用は不可となります。
危険物取扱者乙4試験は、インターネットと郵送の両方で申込めます。
インターネットでは支払方法が選べること、郵送はパソコンを持っていない方でも申し込めることが魅力。
出願しやすい試験といえるでしょう。
手順を間違えたために、試験を受けられないことはぜひとも避けたいもの。
早めに申込み方法をチェックして必要書類を準備し、余裕をもって申込むことも試験対策のひとつです。
この記事でしっかりチェックし、確実な申込みにつなげてください。
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