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低圧電気取扱業務に係る特別教育はWeb(オンライン)講座で受講するのがおすすめ

公開日:2024年6月24日 更新日:2024年6月24日

低圧電気取扱業務に係る特別教育はWeb(オンライン)講座で受講するのがおすすめ

特定の電圧に関する一部業務に従事する作業員全員に、低圧電気取扱業務に係る特別教育(以下:低圧電気特別教育)を受講する義務があります。低圧電気特別教育に関してはさまざまな受講方法がありますが、中でもおすすめなのがWeb(オンライン)講座で受講する方法です。

この記事では、Web(オンライン)講座で受講するメリットやデメリット、さらにおすすめのWeb(オンライン)講座に関して解説していきます。


低圧電気特別教育




目次

低圧電気特別教育の概要

低圧電気特別教育の概要

低圧電気特別教育の「低圧電気」は、交流600V以下、直流で750V以下の電圧を指します。この低圧電気に関わる業務で、充電電路の敷設や修理の業務、配電盤室などの充電部分が露出している開閉器の操作の業務にあたる方が対象となる特別教育となります。

特別教育は、対象となる作業に関わるすべての作業員に対し受講が義務化されており、受講していない方は業務に従事することはできません。また、この義務は雇用する事業者も負う必要があり、未受講者に作業をさせた事業者も処罰の対象です。

まずは低圧電気特別教育の受講科目と受講時間を確認しておきましょう。

受講科目 受講時間
学科 低圧の電気に関する基礎知識 1時間以上
低圧の電気設備に関する基礎知識 2時間以上
低圧用の安全作業用具に関する基礎知識 1時間以上
低圧の活線作業及び活線近接作業の方法 2時間以上
関係法令 1時間以上
実技 低圧の活線作業及び活線近接作業の方法 1時間以上or7時間以上※
合計受講時間 8時間以上or14時間以上

※開閉器の操作の業務のみを行なう方が対象の場合は実技教育1時間以上。
低圧の充電電路の敷設若しくは修理の業務を行う方が対象の場合は実技教育は7時間以上行う必要がある。

低圧電気特別教育は学科科目と実技科目が実施されます。実技科目に関しては、従事する業務によって受講時間が変わりますので注意が必要です。

学科科目と実技科目を合計すると、最低でも8時間以上は受講する必要があります。低圧電気特別教育は、業務のために必要な講習ですので、就業時間内に受講しなければいけません。最低受講時間から考えても受講は2日間にわたりますので、受講してもらう事業者の方は、受講スケジュールを考える必要があります。

低圧電気特別教育の受講方法は以下の4つの方法が考えられます。

  • 自社内で講師を選任し実施
  • 外部の講習会に出席
  • 外部から講師を招いて受講
  • Web(オンライン)講座で受講

それぞれメリットとデメリットがありますが、おすすめはWeb(オンライン)講座の受講です。

低圧電気特別教育をWeb(オンライン)講座で受講するメリット

低圧電気特別教育をWeb(オンライン)講座で受講するメリット

Web(オンライン)講座の受講をおすすめする理由のひとつがメリットの大きさです。そのようなメリットに関して、ほかの受講方法と比較しながら紹介していきましょう。

受講者側が準備するものが少ない

Web(オンライン)講座はネット環境があれば受講可能ですので、何より受講者側が準備するものが少ないというメリットがあります。

自社内で講師を選任する場合、講師を準備する必要がありますし、個々の使用するテキストなども揃えなければいけません。手間なく受講できるという点はメリットと言えるでしょう。

実務に与える影響が少ない

Web(オンライン)講座の大きなメリットが、自社の業務に与える影響が少ない点です。

外部の講習会に参加する場合、受講者は2日間、場合によってはそれ以上の期間自社の業務に就くことができません。外部から講師を招く場合も、講師のスケジュールに合わせる必要があり、自社の業務に余裕があるタイミングで受講できるかどうかは微妙なところです。自社内で講師を選任すれば、自社の業務に余裕があるタイミングで受講は可能ですが、受講者に加え講師役の従業員も業務に就けなくなります。

Web(オンライン)講座の場合、受講生が個々に時間があるタイミングで受講できますので、業務の合間に受講が可能です。そのため、自社の業務に与える影響を最大限抑えて受講ができるでしょう。

費用を抑えることができる

費用という面では、受講者の人数に合わせた受講料のみの負担となります。もちろん、自社内で講師を選任すれば、テキスト代のみで受講ができるので、費用の面ではもっとも有利になりますが、それに次いで費用を抑えることができるのがWeb(オンライン)講座です。

外部の講習会に参加する場合、受講料以外に、移動の費用負担がありますし、受講会場次第では宿泊費用が発生するケースもあります。外部から講師を招く場合、受講者が数十人単位であれば費用を抑える結果になりますが、そこまで多くない場合は費用は高額になります。講師に支払う報酬は、受講者の人数と直結しないケースがほとんどで、受講者が少ない場合は割高となるでしょう。

質の高い講義を受講できる

Web(オンライン)講座では、専門講師の講義を受講することができます。またWeb(オンライン)講座は、どのような受講者が受講するか分からない中で講義を用意しますので、まったく知識がない方でも理解できるような、分かりやすい講義動画を制作しなければいけません。

そのため非常に丁寧な解説の動画が多く、質の高い講義を受けることができるでしょう。

講義の質の高さとなると、外部から講師を招いても同様のメリットが期待できますが、自社内で講師を選任する場合は少々難しくなります。講師役は従業員であり、人にものを教える専門家ではありませんので、講義の質という点ではそこまで期待できないでしょう。

低圧電気特別教育をWeb(オンライン)講座で受講するデメリット

低圧電気特別教育をWeb(オンライン)講座で受講するデメリット

続いてWeb(オンライン)講座を受講するデメリットに関しても、ほかの受講方法と比較しながら解説していきます。

実技科目が受講できない

低圧電気特別教育の修了には、実技科目の修了が必須です。しかし、Web(オンライン)講座では実技科目に対応できません。

外部の講習会や、外部から講師を招く場合は、実技科目も含めて受講可能ですが、Web(オンライン)講座と自社内で講師を選任するケースでは、自社内で実技科目の受講をしなければいけません。この点は大きなデメリットと言えます。

実技科目修了までの修了証が発行されない

Web(オンライン)講座でも修了証の発行をしてくれる企業・団体は多いものの、それは低圧電気特別教育の学科科目の修了証であり、特別教育全体の修了証ではありません。

特別教育において、修了証の発行・携帯は義務化されていませんが、もし作業現場で低圧電気特別教育の修了を証明する必要がある場合、修了証がないと手間がかかるのは事実です。修了証はあるに越したことはないものですので、低圧電気特別教育の修了証が手に入らないという点もデメリットと考えられます。

CIC日本建設情報センターの低圧電気特別教育Web(オンライン)講座

CIC日本建設情報センターでは、低圧電気特別教育のWeb(オンライン)講座を提供しています。Web(オンライン)講座のメリットを最大限生かし、デメリットを極力排除した形で提供しているのが特徴です。

CIC日本建設情報センターのWeb(オンライン)講座の特徴を解説していきましょう。

受講者個々にアカウントを発行

CIC日本建設情報センターでは、受講者個々にアカウントを発行しています。個別アカウントですので、受講者が自身の都合で受講ができるのが特徴です。受講者が自身の業務の合間を見つけて個々に受講できるため、業務に支障をきたさない範囲で受講できます。

また、受講はパソコンに限らず、タブレットやスマホでも可能です。そのためいつでもどこでも受講でき、この点でも効率的な受講を実現しています。

顔認証システムで受講管理可能

CIC日本建設情報センターのWeb(オンライン)講座では顔認証システムを導入しています。講義動画を視聴する場合は、顔認証システムで受講者が画面の前で受講しているかどうかを常にチェック可能です。

受講者が画面の前にいないと判断した時点で講義動画は強制的に停止されますので、受講管理という点で大きなメリットとなります。

実技教育に関するサポート動画がある

Web(オンライン)講座で最大の問題となる実技科目に関しては、サポート動画が提供されます。実技科目に関しては、自社内で講師を選任し実施することになりますが、このサポート動画があれば、講師経験が少ない方でも講義を進めやすくなるでしょう。

修了証は2パターン用意

受講修了後には修了証の発行にも対応しています。申し込んで即無料で発行のPDF版と、有料で後日郵送となるカードタイプの修了証の2パターンの配布が可能です。

上でも少し触れたとおり、この修了証は学科科目の修了証となりますが、裏面に実技科目終了を記入する欄が設けられています。自社内で実技科目終了後、その旨を記載することで、低圧電気特別教育の修了証として利用できますので安心です。

まとめ

低圧電気特別教育

低圧電気特別教育は、指定された業務に就くすべての作業員に受講義務があります。また、事業者は従業員に受講してもらう義務がありますので、できるだけ効率的に、また多くの従業員に受講してもらわなければいけません。

受講方法は4つの方法がありますが、その中でもおすすめはWeb(オンライン)講座の受講です。Web(オンライン)講座にもメリット・デメリットがありますが、CIC日本建設情報センターのWeb(オンライン)講座であれば、メリットをより大きく、デメリットを極力避けての受講が可能です。

従業員に低圧電気特別教育を受講してもらうことを考えている事業者の方は、ぜひご検討ください。


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