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小型ボイラー取扱業務特別教育のオンライン受講とは？受講内容やメリットを解説
公開日:2025年1月24日 更新日:2025年1月24日
小型ボイラー取扱業務特別教育のオンライン受講とは？受講内容やメリットを解説
「小型ボイラー取扱業務特別教育ってオンラインで受講できるの？」
「小型ボイラー取扱業務特別教育をオンラインで受講するメリットやデメリットを知りたい」
小型ボイラー取扱業務特別教育をWeb（オンライン）で受講しようと考えている方の中で、上記の疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。
小型ボイラー取扱業務特別教育は、オンライン（Web）上でも受講可能です。Web講座であれば、時間や場所を気にせず、好きなタイミングで学習を進められます。
この記事では、小型ボイラー取扱業務特別教育のオンライン講座について詳しく解説します。ほかにも、オンライン講座のメリットやデメリット、特別教育の講習内容までご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
小型ボイラー取扱業務特別教育Web（オンライン）講座の概要
まずは、小型ボイラー取扱業務特別教育のWeb講座の概要について詳しく解説します。特別教育がどういったものか、受講登録までの手順とあわせてみていきましょう。
小型ボイラー取扱業務特別教育とは
小型ボイラー取扱業務特別教育は、小型ボイラーを取り扱うために必要な知識・技術力を身につけるための特別教育です。小型ボイラーは、工場・ビル・デパート・マンション・病院・ホテル・温泉施設などで使用されています。
労働安全衛生法では、「事業者は、危険又は有害な業務で、厚生労働省令で定めるものに労働者をつかせるときは、厚生労働省令で定めるところにより、当該業務に関する安全又は衛生のための特別の教育を行なわなければならない。」と定められています。
小型ボイラー取扱業務特別教育も例外ではなく、受講が必要です。
未受講者の作業従事は罰則が適用されるだけでなく、安全面から考慮しても非常に危険なので、絶対にやめましょう。
Web講座の受講登録と初期設定の手順
小型ボイラー取扱業務特別教育のWeb（オンライン）講座を受講する場合、登録や初期設定の手順は、以下のとおりです。
- 利用端末（パソコン・スマートフォン・タブレット）などから申し込む
- 支払い方法（クレジットカード・銀行振込など）を設定して支払いする
- 必要な資料・情報が届くのを待つ
- 受講登録と初期設定をおこなって受講を開始する
Web講座では、パソコンやスマートフォン、タブレットの端末を使用するため、初回ログイン時にユーザー名やパスワードなどの設定が必要です。個人情報まで確認したら、学習を進めましょう。
小型ボイラー取扱業務特別教育のWeb（オンライン）講座の内容紹介
ここからは、小型ボイラー取扱業務特別教育の講座内容について詳しく解説します。受講対象者とあわせてみていきましょう。
小型ボイラー取扱業務特別教育の受講対象者
小型ボイラー取扱業務特別教育は、小型ボイラーを取り扱うすべての作業者が受講対象です。受講資格に関しては制限がないため、学歴や取得資格に関係なく特別教育を受講できます。
小型ボイラー取扱業務特別教育の受講内容
小型ボイラー取扱業務特別教育は、学科・実技講習にわけて実施されます。以下の表は、特別教育の講習内容と講習時間をまとめたものです。
▼学科講習
| 講習科目 | 講習の内容 | 実施時間 |
|---|---|---|
| ボイラーの構造に関する知識 | 熱及び蒸気・小型ボイラーの種類・主要部分の構造 | 2時間 |
| ボイラーの附属品に関する知識 | 安全装置・圧力計・水面測定装置・給水装置・吹出装置・自動制御装置 | 2時間 |
| 燃料及び燃焼に関する知識 | 燃料の種類・燃焼方式及び燃焼装置・通風装置 | 2時間 |
| 関係法令 | 労働安全衛生法（昭和四十七年法律第五十七号）、労働安全衛生法施行令（昭和四十七年政令第三百十八号）、労働安全衛生規則（昭和四十七年労働省令第三十二号）及びボイラー及び圧力容器安全規則中の関係条項 | 1時間 |
| 合計 | 7時間 | |
▼実技講習
| 講習科目 | 講習の内容 | 実施時間 |
|---|---|---|
| 小型ボイラーの運転及び保守 | 点火及び燃焼の調整・運転中の留意事項 吹出し・運転の停止及び停止後の処置 |
3時間 |
| 小型ボイラーの点検 | 運転開始前の点検・使用中における異常状態及びこれに対する処置の方法・清掃の方法 | １時間 |
| 合計 | 4時間 | |
Web講座の場合は動画講義となるため、上記の時間よりも長く設定されている可能性があります。受講する機関ごとに具体的な講習時間が異なるため、受講前に確認しておくと安心です。
また、Web講座の場合、機関によっては実技講習を取り扱っていない可能性もあります。こちらも受講時間とあわせて確認しておくとよいでしょう。
小型ボイラー取扱業務特別教育Web（オンライン）講座のメリットと特徴
小型ボイラー取扱業務特別教育のWeb（オンライン）講座を受講するメリットは、以下のとおりです。
- 場所や時間に制限されず学習できる
- 繰り返し動画を見直して学習できる
- 顔認証システムが導入されていれば安心できる
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
メリット1.場所や時間に制限されず学習できる
小型ボイラー取扱業務特別教育のWeb講座は、場所や時間に制限されません。自分が好きなタイミングで学習を進められるのがメリットです。
例えば、講習機関の講習会に参加する場合、仕事のスケジュールを調節する必要があります。仕事が忙しい方であれば、「中々スケジュールを空けられない」「遠くまで足を運ぶのは面倒くさい」という場合もあるでしょう。
Web講座は、自宅や通勤時間など学習するタイミングを選びません。自分のペースで学習を進めることが可能です。
メリット2.繰り返し動画を見直して学習できる
Web講座は動画講義なので、繰り返し見直して学習できます。しっかり内容を確認しながら理解を深めたい方におすすめです。
例えば、講習会の場合、一度聞き逃してしまうと復習しづらいのがデメリットです。講師に確認できなければ、理解を深められないまま、講習を終えることもあるでしょう。
Web（オンライン）受講は、自分がわからない・聞き逃した場合でもすぐに巻き戻して確認できます。小型ボイラーの取扱いに関して必要な知識や技術を効率よく学習できるでしょう。
メリット3.顔認証システムが導入されていれば安心できる
顔認証システムが導入されているWeb講座の場合、事業者側も安心です。本人が席を離れると動画を視聴できないため、しっかりと座って学習できます。
「Web講座は受講する姿が見えないからきちんと学習しているか不安…」といった場合でも問題ありません。どのようなシステムが導入されているのか確認しておきましょう。
小型ボイラー取扱業務特別教育Web（オンライン）講座のデメリット
メリットがある一方で、小型ボイラー取扱業務特別教育のWeb講座には、以下のようなデメリット・注意点があります。
- 受講にはインターネット環境が必要
- 実技講習を受講できない機関がある
デメリットまで把握しておくことで、失敗するリスクを最小限に抑えられます。
それぞれの内容についてみていきましょう。
デメリット1. 受講にはインターネット環境が必要
Web講座を受講する際、インターネット環境が必要です。インターネット環境が整っていないと動画を視聴したり学習状況をチェックしたりできません。
また、Web講座は動画なので通信容量にも注意しましょう。Wi-Fiを接続している方は問題ありませんが、モバイル通信の場合は容量の上限を超えて速度制限がかからないようにしてください。
デメリット2. 実技講習を受講できない機関がある
講習機関によっては、実技講習に対応していません。実技講習に対応していない場合、事業者で実施する必要があります。
もし、確認せずに受講すると「学科講習は終わったけど実技講習の準備をしていなかった…」という事態につながります。事前に確認して、スムーズに特別教育を修了しましょう。
CIC日本建設情報センターのWeb（オンライン）講座
CIC日本建設情報センターでも、小型ボイラー取扱業務特別教育のWeb講座を用意しております。受講までの手順は、以下のとおりです。
- CIC日本建設情報センターのWeb講座に申し込む
- 入金確認後、メールでログイン情報が送付される
- 受講（視聴）が開始する
- 受講完了後、自分が選択した修了証を受け取る
CIC日本建設情報センターでは、PDF版とカード版の2種類の発行形式に対応しています。PDF版は、Web講座終了後すぐにダウンロードできるのがメリットです。
一方でカード版は携帯しやすいため、現場で修了証をすぐに提示できます。
自分に適したタイプの小型ボイラー取扱業務特別教育修了証を手にしましょう。
まとめ
この記事では、小型ボイラー取扱業務特別教育のWeb講座について詳しく解説しました。
Web講座は、自分のペースで学習を進められたり、一時停止や巻き戻しなど自由に視聴できるのがメリットです。計画的に学習を進められるため、仕事と両立しながら特別教育を受講したい方に適しています。
CIC日本建設情報センターでも小型ボイラー取扱業務特別教育のWeb講座を用意しております。モチベーションを維持しながら効率的に学習を進められる内容ですので、ぜひ受講をご検討ください。
