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チェーンソー特別教育とは?オンライン受講がおすすめの理由を徹底解説
公開日:2024年11月18日 更新日:2024年11月18日
チェーンソー特別教育とは?オンライン受講がおすすめの理由を徹底解説
チェンソーで木を伐採する、木材を加工するという業務は、労働災害が発生しやすい業務です。また、労働災害が発生すると、重大な事故につながりやすい特徴もあります。
業務上チェーンソーを使用する場合は、事前に「チェーンソー特別教育」の受講が義務付けられています。そしてこのチェーンソー特別教育はWeb(オンライン)受講がおすすめです。
Web(オンライン)受講がおすすめな理由について、詳しく解説していきましょう。
目次
チェーンソー特別教育とは?
林業を始めとした作業現場において、業務上チェーンソーを使用して伐木を行う、また木材の加工を行う場合は、「チェンソーを用いた伐木業務特別教育」を受講し修了しなければいけません。そのため、特別教育を修了していない者が、チェーンソーを使用した業務に就くと罰則があります。この罰則は作業者のみならず、雇用主にも科せられますので、従業員に受講をしてもらうよう必要があります。
2020年8月に法改正が行われた
チェーンソーに関する特別教育は、2020年7月までも義務付けられていました。2020年までの特別教育は、伐採する木の直径により「大径木」と「小径木」に分けられて行われていましたが、2020年8月に施行された労働安全衛生規則の改正により、木の直径にかかわらず、1つの特別教育に統合されています。
そのため2020年7月以前に特別教育を受講して修了していた方も、現在施行されている規定に則り、新たに特別教育を受講する必要があります。なお、過去の規定で「大径木」の特別教育を修了している方は、一部受講免除となる規定がありますので、詳しくは労働安全衛生規則等を確認してみてください。
※参照:厚生労働省HP
チェーンソー特別教育の概要
ここからは現在施行されている、チェーンソー特別教育の概要を解説していきます。
科目と時間
チェーンソー特別教育で受講すべき科目と、それぞれの科目の受講時間をまとめて紹介しましょう。
科目 | 時間 | |
---|---|---|
学科 | 伐木等作業に関する知識 | 4時間 |
チェーンソーに関する知識 | 2時間 | |
振動障害及びその予防に関する知識 | 2時間 | |
関係法令 | 1時間 | |
実技 | 伐木等の方法 | 5時間 |
チェーンソーの操作 | 2時間 | |
チェーンソーの点検及び整備 | 2時間 | |
合計 | 18時間 |
チェーンソー特別教育には学科と実技があり、合計7科目を18時間かけて受講する講習です。数ある特別教育の中でも受講時間の長い講習であり、受講する場合は、日程調整なども必要でしょう。
チェーンソー特別教育は、業務上必要な講習ですので、原則は就業時間内での受講となります。そのため、3日間かけての受講が基本となり、その間受講している従業員は、自社の業務に就けません。
雇用主は日程を調整し、作業にかかわる従業員全員が受講できるように調整する必要があります。
チェーンソー特別教育の受講方法
チェーンソー特別教育の受講方法はさまざまにありますが、その中でも代表的な方法を3つ紹介します。それぞれのメリットやデメリットも併せて解説していきましょう。
外部の講習会に参加する
よくある方法は、外部の団体や企業が実施する講習会に参加する方法です。外部の講習会に参加するメリットは、自社で準備するものがなく、質の高い講義が受講できることです。もちろん多くの講習会は、実技までしっかりと対応していますので、安心して任せられます。
一方でデメリットは費用面や日程面です。外部の企業や団体が実施する講習会は、常に開催されているとは限りません。開催タイミングは外部団体等が決めるため、自社の都合で受講するのが難しいというデメリットが考えられます。講習開催の日程と自社の業務が忙しいタイミングが重なってしまうと、参加が厳しくなるでしょう。
また、講習会といっても近隣で行われるとは限りません。場合によっては、遠方での開催となる可能性もあります。チェーンソー特別教育は、就業時間内の受講が原則ですので、移動の費用も自社負担です。また、実施会場によっては、宿泊費用の負担が必要になるケースも考えられます。受講料以外にも、ある程度の費用が必要な点はデメリットといえるでしょう。
自社内で実施する
特別教育の講師には選任要件がありません。その業務に精通している従業員であれば、講師役に選任できます。自社内で講師役を選任して、自社内で完結させるメリットは、費用がかからないという点と、自社のタイミングで受講できるという点です。
一方デメリットは、講義の質が確保できない点と、自社業務に与える影響が大きいという点です。
自社の従業員から講師役を選任したとしても、その従業員は講師としての専門家ではありません。講義の質が保証できない可能性があります。また、従業員から講師を選任した場合、講習実施中は講師役の従業員も自社業務に就けないというデメリットもあります。
ただでさえ受講者が業務に就けないうえに、講師役を任されるほどのキャリアを持つ方も業務に従事できないことは、自社の業務に与える影響が大きくなる可能性が高く、この点もデメリットです。
Web(オンライン)講座を受講する
チェーンソー特別教育は、Web(オンライン)講座での受講も可能です。
Web(オンライン)講座を受講するメリットは、受講料のみで受講できて、自社の都合で実施できるという点でしょう。さらに自社で用意するものもありませんし、専門講師の講義を受講できるというメリットがあります。
一方デメリットは、実技の受講ができないことと、受講中に監督できる講師がいないという点です。
Web(オンライン)講座ならCIC日本建設情報センターがおすすめ
チェーンソー特別教育は、最低でも18時間の受講が必要な特別教育です。そのため、いかに効率よく受講できるかが重要です。受講効率を考えると、いつ開催されるか分からない外部の講習会に参加するのはあまりおすすめできません。
また、自社完結も、経験のある従業員を講師役に選任しなければいけないため、簡単ではないといえます。
おすすめはWeb(オンライン)講座の受講です。もちろんWeb(オンライン)講座の受講にもデメリットはありますので、そのデメリットに対する対策が揃っているWeb(オンライン)講座を選びましょう。
そこでおすすめしたいのがCIC日本建設情報センターのWeb(オンライン)講座です。おすすめする理由を解説していきましょう。
丁寧で分かりやすい講義を受講できる
CIC日本建設情報センターは、特別教育や資格取得のための講座を、Web(オンライン)で多数提供しています。そのためWeb(オンライン)講座で簡潔に分かりやすく講義を行うノウハウを持っており、より質の高い講義が受講可能です。
チェーンソーに関する予備知識のない方でも、理解しやすい講義を受講できます。
受講者個々にアカウントを発行
CIC日本建設情報センターでは、受講者個々にアカウントを発行します。そのため、受講者が自身のタイミングで受講できて、より効率的な受講が可能です。
自社の業務の合間の時間を有効活用することで、自社業務に影響を与えずに効率的に受講できるでしょう。
受講確認には顔認証システムを採用
CIC日本建設情報センターでは、受講時に監視役となる講師がいないデメリットの対策として、顔認証システムを導入しています。講義動画の再生中、画面の前に受講者がいないと判断した時点で講義動画が自動的に停止しますので、受講したフリはできません。
受講の監視も万全ですので、安心して利用できる講座です。
分かりやすい実技サポート動画が手に入る
Web(オンライン)講座の大きなデメリットである実技に関しては、分かりやすいサポート動画が提供されます。実技は自社内で講師を選任して実施することになりますが、サポート動画を確認して進めれば、スムーズに実技も受講できるでしょう。
修了後には修了証の発行に対応
CIC日本建設情報センターでチェーンソー特別教育の受講を修了すると、修了証の発行が可能です。修了証はPDFでの電子タイプと、カードタイプの双方が発行されるため、作業現場で資格を確認された場合にも、すぐに提示できます。
まとめ
業務上チェーンソーを活用する方は、チェーンソー特別教育を修了していなければいけません。特別教育には法律上、受講義務があります。未受講の方が業務に就くと罰則が科せられますので、作業者には必ず受講してもらいましょう。
受講方法にはいろいろな方法がありますが、おすすめはWeb(オンライン)講座の受講です。比較的長時間の講習となりますので、自社内で好きなタイミングで受講できるWeb(オンライン)講座を利用して、効率的に受講できるようにしましょう。