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有機溶剤作業主任者能力向上教育とは?受講対象者や重要性、更新について徹底解説

公開日:2024年11月25日 更新日:2024年11月25日

有機溶剤作業主任者能力向上教育とは?受講対象者や重要性、更新について徹底解説

有機溶剤作業主任者能力向上とは

「有機溶剤作業主任者能力向上教育って何?」
「能力向上教育の受講対象者や資格の重要性を知りたい」

現在、有機溶剤作業主任者能力向上教育の受講をお悩みの方で、このような疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。

有機溶剤作業主任者能力向上教育とは、労働安全衛生法第19条の2第2項の規定に基づいて実施される能力向上教育のことです。更新が義務付けられているわけではありませんが、労働災害防止を目的として、5年前後を目安に受講することが推奨されています。

この記事では、有機溶剤作業主任者能力向上教育の概要について詳しく解説します。ほかにも、能力向上教育の受講対象者や更新、修了証についてもご紹介します。ぜひ参考にしてください。


CIC有機溶剤作業主任者能力向上教育




目次

有機溶剤作業主任者能力向上教育とは

有機溶剤作業主任者能力向上教育とは


有機溶剤作業主任者能力向上教育とは、労働安全衛生法第19条の2第2項の規定に基づいて実施される能力向上教育のことです。

労働災害防止を目的に指針が定められており、有機溶剤作業主任者に対して一定期間ごとに定期教育・情報更新があった際に随時教育を実施するよう努めなければなりません。

有機溶剤作業主任者とは

有機溶剤作業主任者とは、有機溶剤を取り扱う仕事において、現場で作業方法を決定したり作業従事者を指揮したりする仕事のことです。
有機溶剤を取り扱う作業現場にて設置が義務付けられています。

有機溶剤に関しては60種類近くの溶剤が指定されています。有機溶剤作業主任者は作業者や周囲の人間に労働災害が生じないよう指揮・管理するため、重要度や求められるスキルが高い仕事といえるでしょう。

有機溶剤作業主任者能力向上教育の講習内容

有機溶剤作業主任者能力向上教育は以下の内容で実施されます。

講習科目 講習の内容 実施時間
作業環境管理
  • 作業環境管理の進め方
  • 作業環境測定、評価及びその結果に基づく措置
  • 局所排気装置等の設置及びその維持管理
2時間
作業管理
  • 作業管理の進め方
  • 労働衛生保護具
2時間
健康管理
  • 有機溶剤中毒の症状
  • 健康診断及び事後措置
1時間
事例研究及び関係法令
  • 作業標準等の作成
  • 災害事例とその防止対策
  • 有機溶剤業務に係る労働衛生関係法令
2時間
合計 7時間(1日間)

能力向上教育は、4つの講習科目から構成されているのが特徴です。7時間と長い時間の講習となりますが、労働災害防止のため、集中して取り組みましょう。

有機溶剤作業主任者能力向上教育の受講対象者

受講対象者


有機溶剤作業主任者能力向上教育は、有機溶剤作業主任者技能講習を修了した方が定期的に再教育を受けることで、能力向上を図るためのものです。受講対象者について、以下のように決められています。

  • 有機溶剤作業主任者技能講習を修了後、おおむね5年を経過した方
  • 有機溶剤作業主任者再教育(能力向上教育)を受講してから5年を経過した方

技能講習や以前の能力向上教育の受講から5年前後が目安です。申し込みの際には、修了証(資格証)の写しが必要になります。

有機溶剤作業主任者能力向上教育の更新

有機溶剤作業主任者能力向上教育には、更新が義務付けられていません。ただし、一般財団法人 労働安全衛生管理協会では、5年を目安に能力向上教育の受講が推奨されています。

もし、定期的に能力向上教育を受講しなければ知識・技術力がアップデートされないため、本来防げたかもしれない労働災害の発生が生じる可能性があります。自分や作業者、周囲の人間の安全を守るためにも5年に1度の受講を心がけてみてください。

有機溶剤作業主任者能力向上教育の重要性

有機溶剤作業主任者能力向上教育には、更新が義務付けられていませんが、受講することで更なるスキルアップにつながる可能性があります。5年ごとに受講することで、定期的に知識・技術力をアップデートできるためです。

例えば、能力向上教育を受講しない場合、本来であれば仕事で必要な知識を忘れてしまう可能性があります。結果として、防げたはずの労働災害が生じてしまうケースが考えられるでしょう。

定期的に能力向上教育を受講することで、知識を定着化させられるだけでなく自分の振り返りもできます。継続して労働災害の防止や作業環境の改善に努めることが可能です。このことからも、定期的に能力向上教育を受講することは重要であるといえるでしょう。

有機溶剤作業主任者能力向上教育の修了証

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有機溶剤作業主任者能力向上教育(再教育)には修了試験がないため、講習の受講を修了次第、修了証が発行されます。修了証の形式は講習機関によって異なるため、気になる方は事前に確認しておきましょう。

また、修了証の発行自体は義務付けられているわけではありませんが、カード版のものをおすすめします。有機溶剤作業主任者として現場に従事する際、作業主任者であることを証明するために提示しなければならない可能性があるためです。

カード版の発行に対応している講習機関であれば、CIC日本建設情報センターをおすすめします。
CIC日本建設情報センターは、経験豊富な講師による講習、要点を絞って分かりやすく解説されたテキストで必要な知識・技術を身につけられます。

修了証に関しても、PDF版・カード版の両方に対応しています。必要に応じて発行を使い分けられるのが特徴です。次項で受講の詳細を解説していますので、ぜひご覧ください。

CIC日本建設情報センターの有機溶剤作業主任者能力向上教育

CIC日本建設情報センターでは、有機溶剤作業主任者に向けた能力向上教育を取り扱っています。Web上で受講できるため、場所や時間に制限されません。

受講の流れは、以下のとおりです。

  1. CIC日本建設情報センターのWeb講座に申し込む
  2. 入金確認後、メールでログイン情報が送付される
  3. 受講(視聴)を開始する
  4. 受講完了後、自分が選択した修了証を受け取る

受講から修了証の発行まですべてオンラインで完結するのが最大の特徴です。
24時間好きなタイミングで視聴できるため、自分のペースで進めたい方も安心して受講できます。

また、専門の講師による動画講義なので、1回で分かりづらかった箇所や見過ごした箇所も再度視聴し直せます。有機溶剤作業主任者として必要な知識を最短で効率的に身につけられるでしょう。

受講する機関選びでお悩みの方は、ぜひCIC日本建設情報センターのWeb講座受講をご検討ください。

まとめ

まとめ


この記事では、有機溶剤作業主任者能力向上教育について詳しく解説しました。有機溶剤作業主任者能力向上教育とは、労働安全衛生法第19条の2第2項の規定に基づいて実施される能力向上教育です。

有機溶剤を取り扱う仕事において、現場で作業方法を決定したり作業従事者を指揮したりする有機溶剤作業主任者に対して受講が推奨されています。更新が義務付けられているわけではありませんが、労働災害発生を防止するためにも5年に1度は受講したほうがよいでしょう。

また、能力向上教育は7時間程度のカリキュラムで実施されます。修了検定などはないため、受講が完了次第、修了証が発行されます。
修了証のタイプはいくつか種類がありますが、現場で提示できるほうが便利なのでカード版に対応している講習機関を選ぶとよいでしょう。

CIC日本建設情報センターでは、カード版の修了証発行に対応しています。Web講座なので、時間や場所に制限されずに受講できるのもメリットです。専門講師の動画講義と要点を絞った分かりやすいテキストで必要な知識・技術力を身につけられるため、ぜひ受講をご検討ください。


CIC有機溶剤作業主任者能力向上教育

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