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木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育のオンライン受講とは?受講内容やメリットを解説

公開日:2025年1月17日 更新日:2025年1月17日

木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育のオンライン受講とは?受講内容やメリットを解説

木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育のオンライン受講とは?受講内容やメリットを解説

「木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育ってオンライン受講できるの?」
「オンラインで受講する場合のメリットやデメリットを知りたい」

現在、木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育の受講を控えている方の中で、このようなお悩みを抱いている方もいるのではないでしょうか。

木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育は、Web(オンライン)講座で受講可能です。Web上で受講できる方法なので、場所や時間に制限されず、自分の好きなタイミングで学習を進められます。一方で、モチベーションの維持などが難しいため、自己管理できるかが大切です。

この記事では、木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育のオンライン受講について詳しく解説します。ほかにも、オンライン受講のメリットやデメリット、講習内容などもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


CIC木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育




目次

木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育Web(オンライン)講座の概要

web(オンライン)受講の概要

まずは、木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育Web講座の概要について解説します。基本的な情報から受講の流れまでみていきましょう。

木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育とは

木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育とは、木造建築物の組立て等作業主任者に対して実施される能力向上教育です。労働安全衛生法第19条の2第2項の規定に基づいて実施されます。

木造建築物の組立て業務は、軒の高さが5メートル以上の木造建築物の構造部材の組立て・屋根下地または外壁下地の取付け作業などのことです。
このような作業が行われる現場にて作業主任者は労働災害防止に向けて業務を行います。

能力向上教育は、労働安全衛生法の指針に従って実施されます。木造建築物の組立て等作業主任者も該当するため、一定期間ごとに定期教育の実施、情報の更新があった際の随時教育の実施が推奨されているのが特徴です。

Web講座の受講登録と初期設定の手順

木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育Web講座を受講する場合、手順は以下のとおりです。

  1. 利用端末(パソコン・スマートフォン・タブレット)などから申し込む
  2. 支払い方法(クレジットカード・銀行振込など)を設定して支払いする
  3. 必要な資料・情報が届くのを待つ
  4. 受講登録と初期設定をおこなって受講を開始する

申し込みから支払いを済ませることで、Web講座を受講できます。初回のログインでは、ユーザー名やパスワードの設定が必要なので、講習機関から送られてきた情報は削除したり捨てたりしないようご注意ください。

木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育Web(オンライン)講座の内容紹介

講座内容

木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育は、どのような内容で実施されるのでしょうか。ここからは、能力向上教育の講習内容や受講対象者について詳しく解説します。

木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育の受講対象者

木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育は、以下に該当する作業主任者が受講の対象です。

  • 木造建築物の組立て等作業主任者技能講習を修了後、おおむね5年を経過した方
  • 木造建築物の組立て等作業主任者再教育(能力向上教育)を受講してから5年を経過した方

技能講習や前回の能力向上教育の受講から5年経過した作業主任者に対して受講が推奨されています。
更新しないからといって罰則が適用されるわけではありませんが、労働災害防止の観点から非常に重要な講習です。

そのため、定期的に能力向上教育を受講しましょう。

木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育の受講内容

木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育は、学科講習のみの実施なので実技講習は行われません。講習内容、受講時間に関しては以下の表のとおりです。

講習科目 講習の内容 実施時間
最近の木造建築物の組立て等の作業の特徴
  • 作業方法の特徴
  • 足場その他の仮設設備の特徴
2時間
木造建築物の組立て等の作業の安全化と工事用機械設備の保守管理
  • 木造建築物の組立て等の作業の安全
  • 足場その他の仮設設備の保守管理
  • 木材加工用機械その他の機械設備の点検・整備
2時間
災害事例及び関係法令
  • 災害事例とその防止対策
  • 労働安全衛生法令のうち木造建築物の組立て等に関する条項
3時間
合計 7時間(1日間)

上記の表は、基本的な実施時間となるため、具体的な実施時間は講習機関や受講方法によって異なります。Web講座の場合は、規定の時間よりも長く設定されている可能性があるため、受講前に確認しておきましょう。

木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育Web(オンライン)講座のメリットと特徴

Web講座のメリット

木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育のWeb講座を受講するメリットは、以下のとおりです。

  • 場所や時間に制限されずに受講できる
  • 何度も見直せるため知識を定着させやすい
  • 顔認証システムで不正受講を防止できる

それぞれのメリットについて詳しく解説します。

場所や時間に制限されずに受講できる

Web講座は、ネット環境が必要になるものの、場所や時間に制限されない受講方法です。自宅や通勤時間など自分の好きなタイミングで受講できます。

例えば、講習機関の講習に参加する場合、プライベートの時間や仕事のスケジュールを調節して受講しなければなりません。社会人の方であれば、「せっかくの休みがなくなった…」というようなことも起こりえるでしょう。

一方でWeb講座の場合、自分の好きなタイミングで受講できるため、プライベートの時間も確保しやすくなります。受講するタイミングは集中して学習する、プライベートの時間は自分の時間を過ごすというようにメリハリをつけやすいため、社会人にとってよい受講方法といえるでしょう。

何度も見直せるため知識を定着させやすい

Web講座は、ほかの受講方法よりも知識を定着させやすくなります。動画講義なので、自分がわからなかった箇所は何度も見返せるためです。

例えば、講習会に参加している場合、ほかの受講者もいるため聞き逃した箇所やわかりにくかった箇所は反復して学習できません。Web講座は、自分だけが動画講義を視聴しているため、自分の理解度に合わせて学習を進められます。

効率的に木造建築物の組立て等作業主任者として必要な知識・技術力をアップデートできるでしょう。

顔認証システムで不正受講を防止できる

顔認証システムを導入しているWeb講座であれば、不正受講も防止できます。顔認証によって本人以外の受講ができなくなるためです。

Web講座を受講してもらう場合、事業者側から見ると「本当に受講してくれているか不安…」と感じることもあるでしょう。顔認証システムであれば、不正受講も起こらないため、安心して能力向上教育の受講を済ませられます。

木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育Web(オンライン)講座のデメリット

オンライン講座の注意点

メリットがある一方で、Web講座には以下のようなデメリット・注意点があります。

  • インターネット環境が必要
  • 学習のモチベーション維持が難しい

デメリットまで把握しておけば、Web講座が自分に適しているのか判断しやすくなります。ここからは、それぞれのデメリット・注意点を詳しくみていきましょう。

インターネット環境が必要

Web講座を受講する場合、インターネット環境が必要です。スマホやタブレット、パソコンのインターネット環境が問題ないか受講前に確認しておきましょう。

また、顔認証システムを導入している機関を受講する場合、ご自身の端末のカメラが正常に使用できるか確認が大切です。カメラ機能がないパソコンを使用している方は、外付けカメラを取り付けるとよいでしょう。
顔認証が上手くできなければ、スムーズに学習を進められません。

インターネット環境が整っているか確認した上で、Web講座の受講に進んでください。

学習のモチベーション維持が難しい

Web講座は、自分で学習を進めるためモチベーションの維持が大切です。自分で学習のペースを管理できなければ、受講修了まで長期間を要する可能性があります。

社会人の方であれば、仕事のスキマ時間や休憩時間、起床後や就寝前の時間などを上手く使って学習しなければなりません。「今日は面倒だから後日でいいや…」と先延ばしにしすぎるとモチベーションも下がって学習が中々進まなくなる可能性があります。

受講前におおよその計画を立てて、コツコツと進めることが大切です。

CIC日本建設情報センターのWeb(オンライン)講座



CIC日本建設情報センターでも、木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育のWeb(オンライン)講座を提供しております。ここでは、CIC日本建設情報センターのWeb講座について特徴をご紹介します。

1. 専用アカウントの発行

CIC日本建設情報センターでは、受講者一人に対して1つの専用アカウントが発行されます。専用アカウントによって、場所や時間に制限されずに好きなタイミングでの受講・アクセスが可能です。

学習の履歴や進捗状況などもログインすれば確認できるため、効率的に学習を進められます。

2. 顔認証システムでの受講確認

CIC日本建設情報センターのWeb講座は、顔認証システムを導入しているため、不正受講ができません。事業者側から見ても安心して任せられる受講方法といえます。

Web講座は不正受講さえ防げるのであれば、事業者側で講師を用意するなどの手間が省けるため効率のよい受講方法です。事業者側・受講者側のどちらにもメリットのある受講方法といえるでしょう。

3. 修了証の多様な発行形式

Web講座修了後、受講者に対して修了証が発行されます。

CIC日本建設情報センターのWeb講座では、PDF版とカード版の2種類の発行形式を用意しています。PDF版は、Web講座修了後すぐにダウンロード可能です。カード版の修了証は携帯のしやすさから、現場で修了証をすぐ提示できるのがメリットといえます。

申し込みの段階で選んだ修了証が発行されるため、自分に適したものを選びましょう。

まとめ

まとめ

この記事では、木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育のオンライン受講について詳しく解説しました。Web講座は、時間や場所を選ばず学習できます。自分のペースで受講を進められるため、忙しい社会人の方でも学習しやすいのがメリットです。

CIC日本建設情報センターでも、木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育のWeb講座を提供しております。受講する講習機関にお悩みの方は、ぜひ受講をご検討ください。


CIC木造建築物の組立て等作業主任者能力向上教育

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