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【2025年】造園施工管理技士試験の申込み方法は?試験日などの試験スケジュール、合格発表までの流れも紹介

公開日:2024年11月12日 更新日:2024年11月12日

【2025年】造園施工管理技士試験の申込み方法は?試験日などの試験スケジュール、合格発表までの流れも紹介

【2025年】造園施工管理技士試験の申込み方法は?試験日などの試験スケジュール、合格発表までの流れも紹介

「造園施工管理技術検定の申込み方法は?」
「造園施工管理技術検定の試験スケジュールや合格発表までの流れを知りたい」

とお考えではありませんか?

造園施工管理技士は、施工管理に関する国家資格の1つです。1級・2級に分類されており、それぞれで試験スケジュールが異なります。

この記事では、造園施工管理技術検定の申込み方法、試験スケジュールについて詳しく解説します。合格発表までの流れや注意点なども解説しますので、ぜひ参考にしてください。


CIC造園施工管理技士




目次

造園施工管理技士の試験申し込みから合格発表までの流れ

造園施工管理技士の試験申し込みから合格発表までの流れ
造園施工管理技術検定の申込みから合格発表の流れは、以下のとおりです。

  • 申込みに必要な書類を用意する
  • 申込用紙を購入する
  • 実務経験証明書を作成する(再受検者、第一次検定のみ出願する方は除く)
  • 受検申込書等に記入する
  • 受検手数料を払込む
  • 申込書類を簡易書留で発送する
  • 受検票を受け取る
  • 試験を受ける(1級は第一次検定と第二次検定が別の日)
  • 合否通知を受け取る

造園施工管理技術検定は、実務経験年数に関する受検資格があることから、申込みの段階で行うべき項目が多くなっています。令和6年度から新しい受検資格が設けられており、新受検資格・以前の受検資格で必要な提出書類が異なるため、事前に情報を確認した上で揃えましょう。

造園施工管理技士の試験スケジュール(2025年度)

スケジュール
造園施工管理技術検定の試験スケジュールは、1級と2級で異なります。ここからは、2025年度の試験スケジュールについて、過去の実施データを参考にご紹介します。

1級造園施工管理技術検定のスケジュールは、以下のとおりです。

項目 詳細
願書受付期間
  • 書面:5月上旬~5月中旬
  • インターネット:5月上旬~5月中旬
第一次検定実施日 9月上旬
第一次検定合格発表日 10月上旬
第二次検定実施日 12月上旬
第二次検定合格発表日 翌年3月上旬
受検手数料 14,400円(非課税)

第一次検定と第二次検定で実施日・合格発表日が異なります。受検手数料に関しては、第一次・第二次それぞれで、14,400円(非課税)が必要です。

続いて、2級造園施工管理技術検定のスケジュールをみていきましょう。

項目 前期:一次のみ 後期:一次・二次 / 一次のみ / 二次のみ
願書受付期間 3月上旬~3月中旬
  • 書面:5月上旬~5月中旬
  • インターネット:5月上旬~5月中旬
試験日 6月上旬 11月中旬
合格発表日 7月上旬
  • 第一次検定:翌年1月上旬
  • 第二次検定:翌年3月上旬
受検手数料
  • 第一次検定のみ:7,200円(非課税)
  • 第二次検定のみ:7,200円(非課税)
  • 第一次検定・第二次検定:14,400円(非課税)

2級造園施工管理技術検定は、1級と異なり、前期と後期にわかれています。ただし、第二次検定は年に1回しか実施されないため、注意が必要です。

試験日に向けて計画的な勉強スケジュールを立てましょう。

申込み前必要な準備

造園施工管理技術検定に申込むより前に必要な準備を済ませることで、スムーズに手続きを進められます。申込み前に必要な準備は以下のとおりです。

  • 受検する級を決める
  • 必要な書類の準備
  • 再受検者は過去の受検票または不合格通知書が必要

それぞれの内容について詳しく解説します。

受検する級を決める

受検する級を決める
造園施工管理技術検定は、1級と2級に分類されています。それぞれで第一次検定・第二次検定が実施されているため、受検する申込用紙を用意することが大切です。

申込用紙の種類は、以下の3種類です。

  • 第一次検定のみ(2級は前期・後期で別々の申込用紙となっている)
  • 第二次検定のみ
  • 第一次検定・第二次検定を両方受検

一発合格を目指す場合、第一次・第二次検定の同時受検がおすすめです。ただし、第二次検定の受検は実務経験が必要なので、第一次検定を先に受検しておくのも1つの方法といえます。

新しい受検資格では第一次検定合格から3年実務経験、以前の受検資格では学歴や資格に対して一定の実務経験年数が必要です。

ご自身の経歴やお持ちの資格をチェックし、どの級から受検するか、第一次・第二次検定を別々に受検するのか、同時受検するのかなどを決めてみてください。

必要な書類・準備

造園施工管理技術検定で必要な書類は、以下のとおりです。

  • 受検申請書
  • 実務経験証明書
  • 受検申込書
  • 振替払込受付証明書等添付用紙
  • 住民票(住民票コードの提出は不可)
  • 証明用写真(パスポート用)
  • 振替払込受付証明書
  • 2級第二次検定合格を証明する書類(1級受検時に必要)

申請書類や振替払込用紙は、各級の受検案内の巻末に付属しています。切り離して使用してください。

再受検者は過去の受検票または不合格通知書が必要

過去に「第二次検定のみ」「第一次検定・第二次検定」のいずれかを受検し、不合格となった場合は再受検者として申込むようになります。その際、過去の受検票・不合格通知書のいずれかが必要です。

同じ級の造園施工管理技術検定の受検票であれば、直近で受検したものでなくても問題ありません。紛失して手元にない場合は、再受検申込届に必要事項を記載して送付すれば受検可能です。

造園施工管理技術検定の申込みの流れ

申込みの流れ
ここからは、造園施工管理技術検定の申込みの流れを解説します。主な流れは、以下のとおりです。

  1. 申込用紙を入手する
  2. 自分に適した方法で申込みを進める
  3. 申込みに必要な書類を用意する
  4. 受検手数料を支払う
  5. 書類申込の場合は郵便局の窓口で発送する

それぞれの手順について詳しく解説します。

申込用紙を入手する

まずは、造園施工管理技術検定の申込用紙を入手しましょう。申込用紙は、1部1,000円(税込)で販売されています。
全国建設研修センターの公式サイトにアクセスし、受検する区分の申込用紙の購入手続きを進めてください。

また、2015年度以降に試験を受検し再受検者に該当する場合、インターネット申込みでも手続きできる可能性があります。申込用紙を用意して手続きするのが面倒と感じる方は、インターネット申込みがおすすめです。

自分に適した方法で申込みを進める

令和6年度以降、新しい受検資格が定められました。令和10年度までは新受検資格と以前の受検資格のどちらかで受検可能です。

以前の受検資格で受検する場合、「第一次検定・第二次検定」または「第二次検定のみ」実務経験証明書の作成が必要です。
1級の場合、実務経験証明書と合わせて、「専任の主任技術者実務経験証明書」または「専任の監理技術者の指導のもとにおける2年以上の実務経験証明書」の提出が必要となる場合もあります。

自分に適した受検資格のほうで、造園施工管理技術検定を受検しましょう。

申込みに必要な書類を用意する

造園施工管理技術検定の申込みで必要な書類は、以下のとおりです。

  • 受検申込書(写真を貼付する)
  • 受検申請書・履歴票
  • 再受検の方は、過去の受検票または不合格通知書(受検票等の貼付欄に貼付する)
  • チェックリスト(第一次検定のみの受検者を除く)

必要な書類は、受検案内にも記載されています。申込期限日を確認し、余裕のあるタイミングで必要な書類を揃えてみましょう

受検手数料を支払う

申込みの際、受検手数料の支払いが必要です。1級・2級造園施工管理技術検定で必要な受検手数料は以下のとおりです。

区分 受検手数料
1級
  • 第一次検定:14,400円(非課税)
  • 第二次検定:14,400円(非課税)
2級
  • 第一次検定のみ:7,200円(非課税)
  • 第二次検定のみ:7,200円(非課税)

払込によって受検手数料を支払う場合、窓口は以下があります。

  • 郵便局の貯金窓口
  • ゆうちょ銀行の窓口
  • ゆうちょ銀行のATM(払込用紙対応のATMのみ)

払込用紙に必要事項を記載し、余裕のあるタイミングで支払いを済ませましょう。
5万円未満の送金の場合、窓口では203円、ATMでは152円の払込手数料が必要です。

書類申込の場合は郵便局の窓口で発送する

書類による申込みの場合、必要書類を揃えたタイミングで指定の申込用封筒に入れて郵便局の窓口に行きましょう。その後、簡易書類で発送が完了すれば、申込み手続きは終了です。

また、申込期限日の消印が付いていれば、到着日時が期限を過ぎていても申込みは受理されます。消印が期限日を過ぎたら申込みは受理されないためご注意ください。

造園施工管理技士試験申込みに関する注意点

注意点
造園施工管理技術検定の申込みをする際、以下の点にご注意ください。

  • 申込用紙や必要書類は早めに入手・準備する
  • 実務経験に該当する工事を把握する
  • 郵便局の営業時間をチェックしておく

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

申込用紙や必要書類は早めに入手・準備する

申込用紙の発売開始から申込の期限まで1カ月程度しかありません。そのため、余裕を持って申込用紙・必要書類の入手・準備が大切です。

例えば、以前の受検資格によって受検する場合、実務経験証明書を作成する必要があります。ほかにも、受検手数料を支払ったり書類申込みの場合は簡易書類で発送したりしなければなりません。

新受検資格で受検する場合も同様、時間に余裕を持たせて申込みを済ませてください。

実務経験に該当する工事を把握する

造園施工管理技術検定の実務経験は、該当する工事とそうでない工事にわかれます。実務経験に該当する工事は以下のとおりです。

工事内容 工事の例
公園⼯事 植栽⼯・移植⼯・樹⽊整姿⼯・地被⼯・花壇⼯・⽔景⼯(池・滝・流れなど)・景⽯⼯(⽯組・⽯積など)・園路広場⼯・休養施設⼯(四阿・パーゴラなど)・サービス施設⼯(ベンチ・テーブルなど)・遊戯施設⼯・運動施設⼯・園地造成⼯(地ごしらえ⼯)・植栽基盤整備⼯
緑地⼯事 植栽⼯・移植⼯・樹⽊整姿⼯・地被⼯・園路広場⼯・休養施設⼯(四阿・パーゴラなど)・サービス施設⼯(ベンチ・テーブルなど)・運動施設⼯・園地造成⼯(地ごしらえ⼯)・植栽基盤整備⼯
墓苑園地造園⼯事 植栽⼯・移植⼯・樹⽊整姿⼯・地被⼯・花壇⼯・園路広場⼯・休養施設⼯(四阿・パーゴラなど)・サービス施設⼯(ベンチ・テーブルなど)
住宅団地造園⼯事 植栽⼯・移植⼯・樹⽊整姿⼯・地被⼯・花壇⼯・園路広場⼯・休養施設⼯(四阿・パーゴラなど)・サービス施設⼯(ベンチ・テーブルなど)・遊戯施設⼯・植栽基盤整備⼯
道路緑化(植栽)⼯事 植栽⼯・移植⼯・樹⽊整姿⼯・地被⼯・植栽基盤整備⼯
遊園地造園⼯事 植栽⼯・移植⼯・樹⽊整姿⼯・地被⼯・花壇⼯・園路広場⼯・休養施設⼯(四阿・パーゴラなど)・サービス施設⼯(ベンチ・テーブルなど)・遊戯施設⼯
庭園⼯事 植栽⼯・移植⼯・樹⽊整姿⼯・地被⼯・花壇⼯・⽔景⼯(池・滝・流れなど)・景⽯⼯(⽯組・⽯積など)・園地造成⼯(地ごしらえ⼯)・植栽基盤整備⼯
建築物付属園地造園⼯事 植栽⼯・移植⼯・樹⽊整姿⼯・地被⼯・花壇⼯・園路広場⼯・植栽基盤整備⼯
屋上(壁⾯)緑化⼯事 植栽⼯・移植⼯・樹⽊整姿⼯・地被⼯・花壇⼯・植栽基盤整備⼯
その他、分類できない造園工事

郵便局の営業時間をチェックしておく

書類申込みの場合、郵便局の営業時間をチェックしておくことも大切です。営業時間前や過ぎている場合は申込みできません。

郵便局の窓口は、営業する曜日や時間が限られています。2024年10月時点では、以下のように短縮されているためご注意ください。

窓口の種類 営業時間
貯金窓口 平日の9時から16時までが基本。17時以降に営業する窓口はない
郵便窓口 最も遅い郵便局でも21時まで

また、ATMの稼働時間も郵便局ごとに異なります。最寄りの郵便局の情報を事前に確認しておくとよいでしょう。

まとめ

この記事では、造園施工管理技術検定の申込み方法について解説しました。造園施工管理技術検定の申込期限は1級・2級によって異なります。第一次・第二次検定ともに申込期限は同じなので、時間に余裕を持って忘れず申込みましょう。

造園施工管理技術検定は、令和6年度から令和10年度まで新しい受検資格・以前の受検資格のどちらかで受検できます。それぞれの受検資格によって用意する書類などが異なるため、事前に情報を確認して必要な書類を揃えましょう。
申込みが完了した後は、試験日までの勉強スケジュールを立てて、対策を開始してください。

CICでは、造園施工管理技術検定の受検者をサポートするための講座を提供しております。専門の講師による解説で効率よく対策できるだけでなく、モチベーションを維持しながら合格を目指せる内容となっておりますので、ぜひ受講をご検討ください。


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