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化学物質管理者講習の受講はオンライン講座がおすすめ!特徴や強みを詳しく解説
公開日:2024年7月29日 更新日:2024年8月20日
化学物質管理者講習の受講はオンライン講座がおすすめ!特徴や強みを詳しく解説
特定の業務に関しては、指定された講習を受講しないと従事できない業務があります。こうした講習の中に「化学物質管理者講習」がありますが、この講習とはどのようなものなのでしょうか。
この記事では化学物質管理者講習の受講方法や、オンライン(Web)講座の特徴などに関して詳しく解説していきます。
目次
化学物質管理者講習の概要
化学物質管理者の選任要件を満たすのは、指定の講習を修了した者のみです。そのため事業者は、対象となる従業員に、化学物質管理者講習を受講してもらう必要があります。まずは化学物質管理者講習の受講科目や受講時間を確認しておきましょう。
受講科目 | 取扱事業場向け | 製造事業場向け | |
---|---|---|---|
学科 | 化学物質の危険性及び有害性並びに表示等 | 1時間30分 | 2時間30分 |
化学物質の危険性又は有害性等の調査 | 2時間 | 3時間 | |
化学物質の危険性又は有害性等の調査の結果に基づく措置等その他必要な記録等 | 1時間30分 | 2時間 | |
化学物質を原因とする災害発生時の対応 | 30分 | 30分 | |
関係法令 | 30分 | 1時間 | |
実技 | 化学物質の危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づく措置等 | ナシ | 3時間 |
合計受講時間 | 6時間 | 12時間 |
化学物質管理者講習は、業務に関わる講習ですから、当然就業時間内に受講する必要があります。この点も踏まえて、事業者は受講に関して考える必要があります。
取り扱い事業場と製造事業場で受講内容に差がある
化学物質管理者講習は2つの内容に分けられます。化学物質を取り扱う事業者向けと、製造する事業者向けです。
取扱事業者には各種製造業など、化学物質を業務上取り扱う事業場はもちろん、化学物質を運搬する事業者も含まれます。こうした取り扱い事業場の化学物質管理者に対する講習は全部で6時間のカリキュラムです。実技科目はなく、学科科目のみの受講となりますので、1日の就業時間内に受講が完了すると考えられます。
製造事業場向けの講習は、受講する科目は同じでも、より深い知識が必要になりますので、受講時間が長くなります。
また、3時間の実技科目の修了も条件に含まれるのが特徴です。受講時間の合計は12時間となりますので、2日間かけての受講となります。
化学物質管理者講習の受講方法
化学物質管理者講習の受講方法は主に2つ考えられます。外部団体が実施する講習会に出席してもらうか、自社内でオンラン(Web)講座を受講をするかです。それぞれの受講方法に関してメリットとデメリットを考えてみましょう
外部の講習を受講する
化学物質管理者講習を実施している団体や企業は日本中にあり、こうした外部団体の講習会に参加するというのが1つ目の受講方法です。
メリットは自社内で何か準備する必要がないという点です。申し込みをするだけで、あとはテキストも講師も外部団体が用意してくれますので、手間がかかりません。
デメリットは、受講効率の悪さや自社の業務に対する影響が大きい点でしょう。外部団体の講習会は、常時開催されているわけではありません。外部団体の日程に合わせて受講する必要があります。そのタイミングで自社の業務が忙しいというケースでは、なかなか受講は難しくなるでしょう。
また、講習会場の問題もあります。講習会場が自社近隣にあれば大きな問題はありませんが、かなり遠方での開催というケースもあるでしょう。製造事業場向けの講習は2日間がかりですから、受講者は最低でも2日間かそれ以上の期間自社を離れることなり、業務上支障が出る可能性があります。
また講習会場によって影響を受けるのが費用面です。講習会場が遠方の場合は、そこまでの移動費用や、宿泊費用などの負担が必要となり、受講料以外の費用が大きくなります。これもデメリットといえるでしょう。
自社内でオンライン(Web)講座を受講する
オンライン(Web)講座を活用する場合のメリットは、受講料以外の費用が発生しないことや、自社のタイミングで受講できることが挙げられます。オンライン(Web)講座は自社内で受講ができますので、受講対象者の業務上の予定に合わせて受講ができるため、非常に効率的です。また、自社の業務に与える影響も最小限に抑えられるでしょう。
デメリットは、講師がいないという点です。受講している方を見守る講師役がいないため、きちんと受講しているのか、理解しているのかという点が確認できないという問題があります。
化学物質管理者講習はWeb(オンライン)受講がおすすめ
2つの受講方法のメリットとデメリットを比較した場合、おすすめとなるのはオンライン(Web)講座です。オンライン(Web)講座には、講師役がいない、実技科目が受講できないというデメリットがありますが、こうしたデメリットをフォローしてくれるオンライン(Web)講座があります。
一方外部団体の講習会を受講するデメリットは、事業者側の努力でクリアできるものではありません。そう考えると、よりデメリットが少ないオンライン(Web)講座がおすすめとなります。
ただし、オンライン(Web)講座の場合は、どのオンライン(Web)講座を選ぶかが重要になります。よりメリットが大きく、デメリットをフォローしてくれる講座を選びましょう。
CIC日本建設情報センターのWeb(オンライン)講座
CIC日本建設情報センターでは、化学物質管理者講習のオンライン(Web)講座を提供しています。そんなCIC日本建設情報センターのオンライン(Web)講座の特徴をいくつか紹介していきます。
取扱事業者向けの講座を提供
CIC日本建設情報センターのWeb講座では、取扱事業者向けの教育に対応可能です。申し込みをいただければ、受講者分のテキストが用意されますので、事業者側で用意するのは、通信環境とパソコン等の機器のみとなります。多くの事業場にはすでにあるものかと思いますので、実質用意するものはないと考えられます。
豊富なオンライン(Web)講座の提供を行っており質の高い講習が可能
CIC日本建設情報センターでは多数の講習をオンラインで提供しています。そのためオンライン(Web)講座で授業を行うノウハウを持っているのが強みです。
オンライン(Web)講座は、受講する方の存在が見えない状態で撮影を行います。そのため、オンライン(Web)講座の制作に慣れていないと、質の高い講義を撮影することが難しくなります。
多数のオンライン(Web)講座を提供しているCIC日本建設情報センターであれば、より質の高い講義動画の作成が可能です。教えるべき内容を徹底的に吟味し、どのような方が受講しても理解できるように親切丁寧な解説を行っていますので、安心してご利用いただけます。
顔認証システムで受講確認も可能
オンライン(Web)講座のもう1つのデメリットである講師不在という点は、顔認証システムでカバー可能です。CIC日本建設情報センターのオンライン(Web)講座には顔認証システムが搭載されており、受講者がパソコン等の画面の前にいないと判断すると自動的に講義動画が停止するようになっています。
受講中にトイレに立ったり、寝てしまったりした場合は講義がストップしますので、講師役の方がいなくてもきちんと受講管理が可能になります。
2種類の修了証発行に対応
CIC日本建設情報センターでは、修了証の発行にも対応しています。受講終了後に申し込みいただければ即時発行可能なPDF版の修了証と、後日郵送となるカードタイプの修了証の発行に対応していますので、作業現場等で定時が必要なシーンでも困りません。
まとめ
化学物質管理者の選任は、2023年4月1日から義務化された比較的新しい制度です。化学物質管理者の選任要件は、化学物質管理者講習の修了となります。この化学物質管理者講習の受講には、オンライン(Web)講座がおすすめです。
CIC日本建設情報センターのオンライン(Web)講座であれば、デメリットはほぼ感じることなく受講が可能です。より手軽に化学物質管理者の受講させたいと考えている方は、是非一度ご検討ください。