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フルハーネス特別教育をWebで行うメリットは?注意点もあわせて解説

公開日:2024年5月23日 更新日:2024年7月4日

フルハーネス特別教育をWebで行うメリットは?注意点もあわせて解説

高所作業での死亡事故防止のため、建設業などフルハーネスを着用して作業する人を対象にフルハーネス特別教育を受講することが義務付けられています。

このフルハーネス特別教育は、Webで受講することも可能です。Webで受講すれば、より手軽に受講できるのがメリットです。ここではフルハーネス特別教育をWebで受講するメリットや注意点について見ていきます。


CICフルハーネス型安全帯使用作業特別教育講習




目次

フルハーネス特別教育をWebで実施するメリット

フルハーネス特別教育をWebで実施するメリットについて見ていきましょう。教習所に行く必要がなく、その場で受講できるのは魅力的です。会場まで移動する必要もありません。

移動する必要なし

もし教習所で受講する場合、決められた日時に会場に出向く必要があります。一方Webで特別教育を受講する場合、インターネットに接続できる環境であれば、どこからでも受講できるという点がメリットです。

パソコンのほかにも、スマホで受講することも可能です。スマホは外出先でも携帯している方も多いでしょう。そうすれば、外出先のちょっとした時間を使って特別教育を受講できます。パソコンなどを使って、自宅で受講することも可能です。

費用が安い

Web講座は教習所などで受講することと比較して、費用が安いのもメリットの一つです。教習所で受講する場合、およそ15,000円前後の費用が掛かるのが相場です。

一方Web講座の場合、相場は10,000円前後といわれています。教習所での受講と比較して、2/3程度の費用で済む計算です。コストカットできるという意味では、事業所にとってもメリットが大きいと言えます。

空き時間に受講できる

教習所の講習の場合、決められた時間に会場に行って、受講する必要があります。場合によっては1日つぶれてしまうこともあるかもしれません。一方Web講座の場合、自分の好きなタイミングで受講できるのはメリットといえます。

いつでもサイトにアクセスすれば、必要なカリキュラムを受講できます。また1回ですべての講習を受ける必要はありません。何度かに分けて受講することも可能です。このため、空き時間を使って特別教育の学習を進められます。

休日を利用してまとめて受講することも可能です。また仕事の合間のちょっとした休憩時間や出勤時間を利用して、コツコツ受講もできます。自分に合ったスタイルで勉強できるのも、Web講座のメリットの一つです。

周りの目を気にする必要なし

Web講座は、教習所などの会場に出向いて受講する必要はありません。例えば自宅からアクセスして、一人で受講できます。よって周囲の目を気にせずに、気軽な気持ちで受講できるのもメリットといえます。

自宅でWeb講座を受けるのであれば、普段着やパジャマでも問題ありません。一方教習所で受講する場合、普段着やパジャマで行くことはできないでしょう。一人の時間が好きで、周囲からの視線を感じると勉強に集中できない人にはおすすめです。

何度も視聴できる

Web受講の場合、受講期間中であれば同じところを何度でも受講できるのもメリットです。繰り返し受講することで、わからないところをつぶしていけます。

1回流し見しただけで、すべてのカリキュラムを理解するのは難しいでしょう。もしわからないところがあれば、戻って該当する部分をもう一度見返せます。何度も見ることで、理解を深められます

受講者の理解度を高めたければ、Web講座を受講するといいでしょう。対面式の講習であれば、その場で質問できます。しかし周りにも生徒がいるので、何度も質問するのははばかられるでしょう。一人で受講できるWeb講座なら、周りの人を気にする必要もありません。

スマホでも視聴可能

Web講座の場合、ネットに接続できる環境であれば、どのデバイスでも受講できるのはメリットです。パソコン以外でも、スマホやタブレットなどでも視聴は可能です。

パソコンの場合、事業所や自宅など閲覧できる場所は限られるでしょう。ノートパソコンでもそれなりの大きさなので、外出する際に持ち運ぶのは決して簡単ではありません。

スマホやタブレットであれば、パソコンと比較してコンパクトサイズで軽量です。実際外出時に携帯している人も多いでしょう。スマホやタブレットであれば、外出先の空き時間を使って勉強を進められます

フルハーネス特別教育Web講座受講時の注意点

フルハーネス特別教育をWeb受講すれば、さまざまなメリットが期待できます。

しかしその反面、Web講座を受講するにあたっていくつか注意すべきポイントもあります。ここではWeb講座受講時の注意点についてまとめましたので、参考にしてください。

カリキュラムの時間要件を満たしている

フルハーネス特別教育のWeb講座について、所定の要件を満たしているかどうか確認してください。とくに受講時間を満たしているかどうか、確認しましょう。

厚生労働省では「インターネット等を介したeラーニングにより行われる特別教育の当面の考え方等について」と呼ばれる文書を公開しています。その中でeラーニングを使った受講時間が、カリキュラムに定められている時間を満たしていなければ特別教育を受講したとは認めないと明記されています。

Web講座の場合、倍速再生も可能です。効率的に受講できますが、倍速で時間短縮した結果、所定の時間は満たせません。ほとんどの教育機関で対応していますが念のため、倍速再生できないようなWeb講座なのかきちんと確認してから受講するといいでしょう。

講師や監修者の経験

フルハーネス特別教育の講師ですが、とくに資格が必要なものではありません。しかし正しくフルハーネスに関する知識をマスターするためには、経験豊富な講師の下で指導を受ける必要があります

そこでWeb講座を受講する際には、講師やテキスト監修者の実績を確認しておきましょう。きちんとしたWeb講座であれば、講師のプロフィールなどもサイト上で明記されているはずです。安心して勉強できるだけの実績やキャリアを持った講師かどうか、申し込む前に確認してください。

受講したことの証明

フルハーネス特別教育を従業員が確実に受講したことを証明できるものが必要です。そのような証明書を発行してくれるかどうかも、Web講座選びの中で参考にしてください。

大手のWeb講座であれば、カリキュラムを修了した生徒には修了証を発行しています。修了証があれば、従業員が厚生労働所の決めたフルハーネス特別教育を受講したことについて証明できます。

また厚生労働省の通達でWeb講習の視聴中に受講者が自由に離籍できる場合には、無効であるとしています。そこで顔認証システムが担保されているWeb講座を受講してください。でなければ、講座受講したことにならないからです。

実技は対面で行わなければならない

フルハーネス特別教育のWeb講座でカバーできるのは、学科のみです。しかしフルハーネス特別教育のカリキュラムには、実技部門もあります。

墜落防止用器具であるフルハーネスやランヤードなどの装着や取り付け方法などについて学習します。実技は1.5時間受講しなければなりません。

実技は講師を迎えて、対面形式で行う必要があります。Web講座とは別に、実技はどのように受講させるか検討しておきましょう。講師の派遣もしくは教習所での受講のいずれかになるでしょう。

CIC日本建設情報センターでは、受講者特典として、実技教育を行う際のサポート資料をご用意しております。この資料のとおりに実施していただくことで、実技教育を修了することが可能です。


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まとめ

フルハーネス特別教育は、Web講座で受講することも可能です。教習所に出向く手間が掛かりませんし、自分の好きなタイミングで受講できます。また対面形式と比較して、費用が安くできるのもメリットの一つです。

ただしWeb講座でカバーできるのは学科のみです。実技は対面形式で行わないといけない点にも留意してください。CICではフルハーネス特別教育のWeb講座も用意しております。カリキュラム修了した方には修了証も発行していますので、まずはお気軽にお問い合わせください。


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