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土木資格のおすすめ7選!実務経験なしで取れる資格一覧も紹介

公開日:2025年4月11日 更新日:2025年4月11日

土木資格のおすすめ7選!実務経験なしで取れる資格一覧も紹介

土木資格のおすすめ7選!実務経験なしで取れる資格一覧も紹介

土木工事に関連する資格は様々なので、どれを取得するべきかお悩みの方も多いでしょう。

この記事では、土木での資格の重要性、土木でおすすめの資格一覧、実務経験なしで取れるおすすめの資格について詳しく解説します。さらに、土木の資格を取得するメリットもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

土木での資格の重要性

土木工学

土木工事に関連する資格を取得することは、安全や品質の確保、スムーズな作業のために重要です

土木作業は危険を伴うこともあるので、安全面の考慮から多くの現場では法律で有資格者の配置が求められています。また、資格保有者が現場を担当することで、一定水準以上の品質を確保できるので、企業の信頼性のためにも取得していきましょう。

土木でおすすめの資格一覧

掘削機

土木でおすすめの資格7選は以下のとおりです

おすすめ資格7選

  1. 土木施工管理技士
  2. 建設機械施工管理技士
  3. 技術士
  4. コンクリート技士
  5. コンクリート診断士
  6. 測量士
  7. 労働安全コンサルタント

上記7つの資格について見ていきましょう。

土木施工管理技士

土木工事現場に配置される主任技術者や監理技術者になるために必要な資格です。取得することで、土木工事においての施工計画をはじめ、作業工程の管理、品質や品質、コストの管理を担当できます。

「1級土木施工管理技士」であれば監理技術者として認められ、「2級土木施工管理技士」であれば主任技術者として認定されるので、担当現場に応じてどちらを取得するか考えてみましょう。

ちなみに、土木施工管理技士の年収については、「土木施工管理技士の年収は高い?仕事でできることや将来性、年収アップの方法まで徹底解説!」記事でご紹介しています。

建設業資格講座26年のCICでは、効率的な学習で資格取得を目指す「土木施工管理技士講座」をご用意しておりますので、ぜひ詳細を確認してみてください。

受験料 合格率(令和5年度)
【1級土木施工管理技士】 一次12,000円(非課税)、二次12,000円(非課税) 一次49.5%、二次33.2%
【2級土木施工管理技士】 一次6,000円(非課税)、二次6,000円(非課税) 一次42.9%(前期)、二次62.6%


CIC土木施工管理

建設機械施工管理技士

建設機械を使った工事の品質管理や安全管理に必要な資格です。施工管理業務や建設機械の取扱い、機械の検査などを担当し、建設現場で必須となる資格といえます。

「1級建設機械施工管理技士」は特定建設業と一般建設業の両方の現場で働くことができ、全ての機器を操縦できますが、「2級建設機械施工管理技士」で携われる現場は一般建設業のみであり、機器も限定されます。

受験料 合格率(令和5年)
【1級建設機械施工管理技士】 一次19,700円(非課税)、二次31,700円~(非課税) 一次30.1%、二次61%
【2級建設機械施工管理技士】 一次19,700円~(非課税)、二次40,800円~(非課税) 一次46%、二次73%

技術士

科学技術に関する知識や応用能力、実務経験を備えていると証明される資格です。専門とする技術分野に関する計画や研究、 設計分析や試験などを担当します。

専門性に応じて、「建設部門」「機械部門」など21の部門にわかれているので、従事する土木作業に関係するものを選んでみましょう。

受験料 合格率(令和5年)
一次11,000円(非課税)、二次14,000円(非課税) 一次39.7%、二次11.8%

※全部門総合の場合

コンクリート技士

コンクリートの製造や施工、検査や管理全般に従事できる資格です。住宅や高層ビルなど様々な場面で使用されるコンクリートだからこそ、建設業やコンクリート製造業など、幅広い職種で求められる資格といえます。

合格率は約30%の試験なので、働きながら独学で合格を目指すことは難しいかもしれません。建設業に特化した資格取得講座を多く提供しているCICの「コンクリート技士講座」では、忙しい社会人専用の「短期集中型カリキュラム」をご用意していますのでぜひご活用ください。

受験料 合格率(令和5年)
12,100円(税込) 31.9%


CIC技術士

コンクリート診断士

既存のコンクリートに対して、劣化の程度における診断や維持管理を行うための資格です。コンクリートの劣化は建築物の倒壊にもつながるうえ、日本は自然災害が多い国なので、資格を取得することが重宝されるでしょう。

資格を取得するには、講習を受講してから試験に合格する必要があります。

受験料 合格率(令和5年)
【講習eラーニング】22,000円(税込)

【試験】会員15,400円(税込)、一般16,170円(税込)

15.7%

測量士

土地の面積や距離、位置などを測量するときに必要な資格です。測量計画を立て、現地を訪れて地形や位置を測定し、工事を進めるために必要な基準点を設定します。

建設工事を行う際は必ず測量を行ううえ、測量業務を実施する際に必ず資格所得者を設置しなければいけないため、高いニーズのある資格でしょう

受験料 合格率(令和5年)
【書面申請の場合】
4,250円(非課税)【電子申請の場合】
4,200円(非課税)
10.3%

労働安全コンサルタント

事業場における労働安全、または労働衛生の水準の向上を図るため、事業所の診断や指導を行うための資格です。事業所の衛生状況の把握・診断、改善のための指導、衛生管理教育などを担当します。

現在、健康経営が注目されていることからも、ますます需要が高まる資格でしょう。

受験料 合格率(令和5年)
24,700円(非課税) 筆記17.3%、口述29.9%

実務経験なしで取れるおすすめの資格

ノート

実務経験なしで取れるおすすめの資格は、以下のとおりです。

おすすめ資格3選

  1. 土木施工管理技士(技士補)
  2. 建設機械施工管理技士(技士補)
  3. その他の技士補

技士補とは、各施工管理技術検定の第一次検定に合格した時点で取得できる称号です。未経験の方でも該当の試験を受けられるため、「初心者だけど土木工事に関連する資格を取りたい」と考えている方にぴったりでしょう。

上記3つの資格についてご紹介します。

土木施工管理技士(技士補)

土木施工管理技士の資格は、2級の第一次検定までであれば、実務経験がなくても取得することができます

一方で、第二次検定からは最低でも実務経験1年以上が必要なので、未経験の方は現場で働きながらスキルアップを目指していきましょう。

建設機械施工管理技士(技士補)

建設機械施工管理技士の資格も、2級の第一次検定までの取得にあたっては、実務経験なしでも受験することが可能です

まずは第一次検定を受験し、土木の理解を深めながら実務経験を積み、第二次検定を狙ってみてはいかがでしょうか。

その他の技士補

上記にご紹介した施工管理技士以外でも、実務経験がないまま技士補になることが可能です。技士補になることで、施工計画の作成や工程管理、品質管理や技術的な管理、監督などの補助を行うことができます

土木工事を担当する会社としては、現場に技士補を1名設置できるだけで請け負える工事が増えるので、重宝される傾向にあります。

土木の資格を取得するメリット

NEXT STAGE

土木の資格を取得するメリットは、以下のとおりです。

  • 就職・転職活動に有利
  • 社内での昇給・昇進が見込める
  • 土木の知識を深められる

土木業界では資格がなければ行えない仕事があるため、該当の資格を取得することで就職・転職活動で採用されやすくなったり、昇給・昇進を狙えたりなどが考えられます

また、受験にあたり専門的な知識を習得するため、より深いノウハウによって土木作業に従事できるでしょう。

まとめ

掘削機

この記事では、土木での資格の重要性、土木でおすすめの資格一覧、実務経験なしで取れるおすすめの資格などについて詳しく解説しました

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CIC土木施工管理

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