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現場監督の年収はいくら?年代別の平均年収を紹介

公開日:2025年2月12日 更新日:2025年2月13日

現場監督の年収はいくら?年代別の平均年収を紹介

現場監督の年収はいくら?年代別の平均年収を紹介

「現場監督に興味がある!でも、年収っていくらぐらいなんだろう」と疑問に感じていませんか。就職や転職において、仕事の内容ややりがいはもちろん、給料面も気になるところですよね。

この記事では、現場監督とはどんな仕事か、現場監督の平均年収、「年代別」や「男女別」平均年収について詳しく解説します。ほかにも、現場監督は年収1000万オーバーの勝ち組を目指せるか、現場監督に必要な資格、年収を上げるポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


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目次

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作業員

そもそも現場監督とはどのような仕事なのでしょうか。ここからは、現場監督の役割や施工管理との違いについて解説します。

現場監督の役割

現場監督とは、現場で作業員に適切な指示を出しながら、工事の工程や安全、品質や予算を管理する役割です。多様な現場で作業を行うので専門的な技能や知識が身につきますし、1つのプロジェクトが形になる過程に大きな達成感も味わえます。

また、現場によっては大規模なプロジェクトに関わることもあり、様々な人と成功まで力を合わせていく経験はやりがいも感じられるでしょう。

施工管理との違い

現場監督と施工管理は、どちらも工事現場を管理・管轄する役割を担っていますが、下記のように若干の違いがあるとされています。

  1. 現場監督:施工管理が作成した計画をふまえて、現場へ具体的な指示を行う
  2. 施工管理:工事の進行全体を管理・管轄する

ただ、両者の線引きは曖昧になることも多く、「施工管理士」の資格を持つ方が現場監督として働くことも。また、現場作業が中心の方を現場監督、事務作業が中心の方を施工管理と呼ぶ場合もあるので、詳しい作業内容は会社によって異なります。

現場監督の平均年収

job

現場監督の平均年収は、400〜600万円程とされています。年齢や経験、企業規模などによって異なるので具体的な報酬はご紹介できませんが、実績を積み上げていくことで年収アップは狙えるでしょう。

現場監督の「年代別」平均年収

こちらからは、現場監督の平均年収を以下の年代別に解説します。

  1. 20代
  2. 30代
  3. 40代
  4. 50代以上

自分と同年代の平均年収や、将来的な平均年収を把握していきましょう。

20代現場監督の平均年収

20代現場監督の平均年収は、300万円前後と言われています。

国税庁が発表した「令和5年分 民間給与実態統計調査調査結果報告」では、20〜24歳の平均年収は267万円、25〜29歳の場合は394万円とされているため、平均と同じ位か少し低めと考えられるでしょう。新卒入社時は基本給と諸手当が主な収入源であり、勤務数や経験を重ねるごとに年収アップが見込めます。

30代現場監督の平均年収

30代現場監督の平均年収は、400万円前後とされています。

「令和5年分民間給与実態統計調査調査結果報告」では、30〜34歳の平均年収は431万円、35〜39歳の場合は466万円とされており、平均よりもやや高めの傾向にあるでしょう。現場での実績が評価されて昇進するケースも増えてくるため、20代の頃よりも年収が高くなることがあります。

40代現場監督の平均年収

40代現場監督の平均年収は、400万円〜500万円程度と言われています。

「令和5年分民間給与実態統計調査調査結果報告」では、40〜44歳の平均年収は501万円、45〜49歳の場合は521万円とされており、平均年収と同程度と考えられるでしょう。もちろん、企業規模などで年収は異なるため、現場監督への就職を考えている方は求人情報を丁寧にチェックすることが大切です。

50代以上現場監督の平均年収

50代現場監督の平均年収は、500万円を超えるとされています。

「令和5年分民間給与実態統計調査調査結果報告」では、50〜54歳の平均年収は540万円、25〜29歳の場合は545万円とされているため、平均年収と同程度かそれ以上の金額が見込まれるでしょう。

50代後半を過ぎると、現場監督と国内の平均年収はどちらも下がる傾向にあります。

現場監督の「男女別」平均年収

「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、現場監督を含む建築技術者のうち男性の平均年収は約608万円、女性は約438万円でした。

ちなみに日本国内の平均年収は、「令和5年分民間給与実態統計調査調査結果報告」によると男性は568万円、女性は316万円です。このことから、現場監督であれば男女共に平均年収よりも高い金額を狙えるでしょう。

現場監督は年収1000万オーバーの勝ち組を目指せる?

現場監督で年収1000万オーバーの勝ち組を目指すことは不可能ではありません。

現場に役立つ資格を取得したうえで、労働環境や条件を絞って就職先を決めることができれば、高年収に手が届く可能性もあります。さらに、現場での経験を積み重ねることで実績が評価されれば、1000万の勝ち組につながるでしょう。

現場監督に必要な資格

資格

現場監督になるために必要な資格はありませんが、実際に業務をするためには建設工事や土木工事などに関する知識が必要です。

以下には、現場監督の仕事に役立つ資格をご紹介します。

資格名 資格内容
施工管理技士 建設工事の施工管理に必要な国家資格
建築士 建築物の設計や工事監理に必要な国家資格
電気工事士 電気設備の工事や取扱いに必要な国家資格
消防設備士 消防設備の点検・整備に必要な国家資格

現場監督が年収を上げるポイント

現場監督が年収を上げるときに押さえておきたいポイントは、以下のとおりです。

  1. 経験と実績を積み上げる
  2. 年収アップが見込める資格取得を目指す
  3. 転職を検討する

上記3つのポイントについて解説します。

経験と実績を積み上げる

現場監督の仕事を続けていき、経験と実績を積み上げることで、年収アップを狙えます。

未経験から始めると、専門的な知識の習得をしなければいけないので、「向いていないのかな」と思うこともあるかもしれませんが、根気強く続けることで高年収という成果が出るかもしれません。

年収アップが見込める資格取得を目指す

より効率的に現場監督の年収を上げたい場合は、資格取得を目指すことがおすすめです。

先ほどご紹介した通り、現場監督になるために必要な資格はありませんが、「施工管理技士」や「建築士」などの資格を取得することで、勤務年数が少なくても年収アップが期待できるでしょう。一級・二級のように等級のある資格は、より上位の等級を取得した際に年収面でプラスになる傾向があります。

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高年収を狙える会社に就職する

年収面で好条件の会社に就職することも、年収を上げる1つの方法です。

待遇の良い会社で働くことができれば、やりがいを感じながら年収に満足できる生活を送れるでしょう。ただ、大手企業など高年収を狙える会社は競争率も高くなるので、就職を有利に進めるために資格を取得してアピールポイントを作っておくと安心です。

まとめ

この記事では、現場監督とはどんな仕事か、現場監督の平均年収、「年代別」や「男女別」平均年収について詳しく解説しました。

現場監督の平均年収は400〜600万円程とされていますが、年齢や経験、会社の規模などによって実際の金額は大きく異なります。「年収アップを狙いたい」「好条件の会社に就職したい」と考えている方は、現場で評価される資格を取得しておくことがおすすめです。

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