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【建築関係の仕事一覧】種類別の年収や女性におすすめの仕事も解説
公開日:2025年3月6日 更新日:2025年3月14日
【建築関係の仕事一覧】種類別の年収や女性におすすめの仕事も解説
建築関係の仕事は、大きな達成感を感じられたり高い需要があることから、人気の職業です。
高年収を得られることも多いので、「建築関係の仕事をしてみたい」と考えている方も少なくないでしょう。
この記事では、建築関係の仕事一覧について詳しく解説します。さらに、建築関係で女性や未経験者におすすめの仕事もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
建築関係の仕事一覧
建築関係でおすすめの仕事は、以下のとおりです。
- 建築士
- 建築施工管理技士
- 土木施工管理技士
- 造園施工管理技士
- 管工事施工管理技士
- 電気工事士
- 電気通信工事施工管理技士
- 給水装置工事主任技術者
- コンクリート技士
- 工事担任者
- 技術士
上記11の建築関係の仕事について、仕事内容や平均年収と共にご紹介します。
建築士
建築士とは、建物の設計や工事管理を行う仕事です。
建築する建物の設計図や仕様書などを作り、工事現場で実際に立ち合いや事務作業を担当します。
取得資格によって作業範囲が異なり、設計する建物に制限のない「一級建築士」、設計できる建物の規模に制限のある「二級建築士」、木造のみの建物を設計できる「木造建築士」と3種類にわけられます。
一級建築士の平均年収は約700万円であり、担当領域の広さから需要は非常に高いです。
建築施工管理技士
建築施工管理技士とは、建設現場において施工計画・工程管理・安全管理・品質管理を行う仕事です。
依頼主や設計者との打合せから見積作成、職人の監督や指導まで多岐にわたる業務を担当します。
該当資格は、管理できる工事の規模に上限がない「1級建築施工管理技士」と、中小規模の建設工事を管理できる「2級建築施工管理技士」にわけられるので、どちらを目指すか事前に検討しておきましょう。
建築施工管理技士の平均年収は約520〜570万円であり、1級建築施工管理技士の方が高年収です。
土木施工管理技士
土木施工管理技士とは、土木工事においての施工計画作成から、作業工程の管理や安全、品質やコストの管理を行う仕事です。
他にも、用地の確保や役所の手続き、住民への説明など幅広い業務を担っています。
該当資格の「1級土木施工管理技士」は、土木工事に関する全ての分野で監理技術者と主任技術者として働けますが、「2級土木施工管理技士」は試験で取得した分野のみで主任技術者として勤務できます。
平均年収は約474万円であり、正社員以外の場合でも時給は高い傾向にあるでしょう。
造園施工管理技士
造園施工管理技士とは、建設業の中で緑地・緑化に関連する工事を行う仕事です。
担当範囲としては、公園工事や道路緑化工事などが挙げられ、地球環境や循環型社会への関心の高まりから需要が見込まれる職業でしょう。
造園施工管理技士は、1級・2級共に施工計画書の作成から品質管理・工程管理などの施工管理を担いますが、1級のみ監理技術者の立場で指導・監督を行えます。
平均年収は約431万円ですが、経験年数や実績に応じてより高い収入を目指せるでしょう。
管工事施工管理技士
管工事施工管理技士とは、配管工事の施工計画の作成、工程・安全・品質の管理などを行う仕事です。
冷暖房設備や空調設備、ガス管配管設備など、配管工事のエキスパートとして建築現場で重宝されています。
該当資格の「1級施工管理技士」は監理技術者、「2級施工管理技士」は主任技術者として働くことが可能です。
平均年収は約501万円であり、中には1,000万円近くの年収を得ている方もいます。
電気工事士
電気工事士とは、電気設備の工事や取扱いに関する仕事です。
主に、建設物の屋内・屋外電気設備の設計や施工から、鉄道に関する電気設備の施工や保守業務を担当します。
該当資格の「第一種電気工事士」は、第二種の範囲に加えて最大電力500キロワット未満の設備での作業が可能であり、「第二種電気工事士」は600ボルト以下で受電する設備の工事に従事できます。
平均年収は約420万円ですが、第一種の手当は第二種の手当の150〜250%といわれているので、資格取得によって年収アップが狙えるでしょう。
電気通信工事施工管理技士
電気通信工事施工管理技士とは、LANケーブルの新設や電波障害の調査、基地局設置など電気通信に関係する工事を行う仕事です。
固定電話やインターネットといった、私たちの生活に欠かせない電気通信工事の施行計画や工程、安全管理などを実施します。
該当資格の「2級電気通信工事施工管理技士」は一般建設業のみを管理できますが、「1級電気通信工事施工管理技士」は総額4,000万円以上の電気工事を請け負うことも可能です。
平均年収は約529万円であり、一般的な平均年収よりも高い水準を獲得できる方が多いでしょう。
給水装置工事主任技術者
コンクリート技士とは、コンクリートの製造や施工、試験や検査、管理を行う仕事です。
配合を計算しながら依頼に沿うコンクリートを製造したり、コンクリートの適正をふまえた施工をしたりなどを担当します。
建物や構造物の材料となるコンクリートだからこそ、建設業界において欠かせない仕事といえるでしょう。
平均年収は約500万円であり、地域によっても異なります。
コンクリート技士
コンクリート技士とは、コンクリートの製造や施工、試験や検査、管理を行う仕事です。
配合を計算しながら依頼に沿うコンクリートを製造したり、コンクリートの適正をふまえた施工をしたりなどを担当します。
建物や構造物の材料となるコンクリートだからこそ、建設業界において欠かせない仕事といえるでしょう。
平均年収は約500万円であり、地域によっても異なります。
工事担任者
工事担任者とは、通信設備の工事や監督を行う仕事です。
アナログ電話回線やISDN回線、デジタル通信工事に関する工事を担当でき、インターネットが発達している現代において活躍が期待されています。
平均年収は約386万円ですが、例えば東京の場合は400万円を超えるなど、地域によっても差が生じています。
技術士
技術士とは、科学技術に関する計画や研究、 設計や分析、さらに試験や指導などを行う仕事です。
建設部門を筆頭に21の技術部門にわかれており、様々な分野で技術に関係する仕事を担っています。
技術士の平均年収は約455万円である一方、平均年収が500万円を超える技術部門も少なくありません。
女性におすすめの仕事
建築関係で女性におすすめの仕事は以下のとおりです。
- 建築士
- 施工管理技士
- 建築積算士
- リフォームプランナー
- インテリアデザイナー
特に、建築士は建築業界で働く女性が最も活躍できる職種であるとされており、一級建築士の資格を取得することで活躍が期待できるでしょう。
未経験者におすすめの仕事
建築関係が未経験者の方は、「現場監督」など特定の資格が不要な仕事を検討してみるとよいかもしれません。
また、施工管理業務のサポートを行う「施工管理補助業務」も、現場の生産性向上において需要のある仕事です。
未経験者や経験の浅い求職者を「施工管理補助業務」で採用し、経験を積んでもらいながら施工管理者に育てていく会社も存在します。
まとめ
この記事では、建築関係の仕事一覧や、建築関係で女性や未経験者におすすめの仕事について詳しく解説しました。
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