施工管理技士合格をアシスト
建設業特化の受験対策
玉掛け業務従事者安全衛生教育はWeb講座で!Web講座のメリットと注意点を解説
公開日:2024年6月27日 更新日:2024年6月27日
玉掛け業務従事者安全衛生教育はWeb講座で!Web講座のメリットと注意点を解説
玉掛け業務従事者安全衛生教育は、クレーンなどで吊り荷作業をおこなう作業員が安全に作業をおこなうための講座です。玉掛け技能講習を受けてから約5年が経過した方や、しばらく業務を離れていた方がふたたび教育を受けるために利用されています。法令に基づき、カリキュラムに沿った教育が求められています。教育講座は専門のセンターなどでも受講できますが、Web講座を利用することも可能です。この記事では、Web講座を受講するメリットと、その際に注意するべき点をご紹介します。
目次
玉掛け業務従事者安全衛生教育のWeb講座
玉掛け業務従事者安全衛生教育は、対面での講義だけでなく、適切におこなわれたWeb講座を受けることで修了したとみなされます。これは厚生労働省により、インターネットを利用した技能講習についてのガイドラインが周知されたためです。これにより、講師と双方向のやり取りができる環境でなくても、一方的に教育動画を視聴する学習方法での技術取得が認められました。
玉掛け業務従事者安全衛生教育Web講座の特徴
録画された講義を視聴することで、玉掛け業務従事者安全衛生教育の学習ができます。受講者本人がすべての講義を正しく受講したと認められれば修了です。テストの提出などはなく、すべての講義をオンラインで視聴したのち、すぐに修了証の発行が可能です。
玉掛け業務従事者安全衛生教育Web講座の内容
玉掛け業務従事者安全衛生教育は、労働安全衛生法第60条の2第2項に基づき教育内容が決まっています。講座内容は以下の通りです。
- 最近の玉掛け用具の特徴
- 玉掛け用具等の取り扱いと保守管理
- 災害事例及び関係法令
このような内容を約5時間の動画視聴にて学習します。
玉掛け業務従事者安全衛生教育のWeb講座を受講するメリット
対面でも講義を受けられる玉掛け業務従事者安全衛生教育ですが、Web講座を受けるメリットはあるのでしょうか。
24時間好きな時間に受講できる
仕事をしていると、用意された講座の時間に都合をつけるのは、非常に難しくなります。しかしWeb講座であれば、対面の授業ではないため、決められた時間に受講する必要がありません。早朝や深夜など、受講者の都合に合わせて受講できます。
自宅など好きな場所で受講できる
会場で講義を受けようとした場合、受講したい講座が近い場所で開講されていないと、遠くまで足を運ばなければならない可能性があります。しかしWeb講座であれば、会場へ出向く必要がありません。自宅での受講もできますし、通勤時の電車内、職場の休憩時間など、自分の都合に合わせた場所で受講できます。
自分のペースで学習できる
わからないことがあった際、一時停止するなど自分のペースで学習できることも、Web講座の魅力です。対面の講義では、たとえ一人がつまずいていたとしても、どんどん先へと進んでしまいます。しかし視聴型のWeb講座であれば、テキストを併用しつつ、理解できるまで繰り返し学習ができます。
オンラインで完結できる
Web講座であれば、申し込みから修了証発行までをオンラインで完結することも可能です。余計な手間がかからず、忙しい人でも簡単に教育を受けられます。
玉掛け業務従事者安全衛生教育のWeb講座を受講するデメリット
Web講座の受講には沢山のメリットがありました。しかし、デメリットも存在します。
インターネット環境や機器を自分で用意しなければならない
Web講座を受講するためには、受講環境を整える必要があります。スマホやパソコン、Wi-FiなどのWeb環境が必要です。とくにWeb講座では、正しく受講できているか判断するため、本人確認が大切になります。Webカメラを利用した本人確認を使用することもあるので、パソコンなどにカメラ機能が付いていない場合には、受講できないこともあります。長時間の動画視聴になるため、スマホによる受講の際にはスマホの料金プランを確認しておくと良いでしょう。
モチベーションのコントロールが必要
個人による受講となるため、誰かに強制されなくても学習できるような、モチベーションのコントロールも必要です。対面での講義と違い、講義を受けている最中に他の事へ意識が向いてしまったり、緊張感がなくなってしまったりということもあります。好きな時間、好きな場所で受講できるからこそ、学習環境を整えることが大切です。
玉掛け業務従事者安全衛生教育をWeb講座で受講する際の注意点
Web講座の場合、不適切な受講に注意が必要です。
ガイドラインに沿った受講をする
確実に教育を受けたと認定されるためには、決められた講義を正しく受講する必要があります。まずWeb講座を選ぶ上で、その講座が法令に則った内容であるかを確認してください。Web講座を提供している企業が信頼できないようであれば、別のWeb講座を選ぶと良いでしょう。
また、講義を受けている最中、受講者がきちんと視聴しているかどうかを判定しなければなりません。受講者の視聴状況を確認し、適切に修了証を発行している企業であれば安心です。
注意点を守れなかった場合
もしも受講中に本人確認ができず、本人が所定の受講時間教育を受けたと証明できない場合には、再度講義を受ける必要があります。また外国人労働者の場合には、日本語の理解能力がなければWeb講座を受講できません。もしも日本語の理解力がないままWeb講座にて修了証を取得した場合、修了証発行の取り消しとなることがあります。事業主の責任のもと、正しく受講してください。
CIC日本建設情報センターのWeb(オンライン)講座の特徴
CIC日本建設情報センターでは、玉掛け業務従事者安全衛生教育のWeb講座を開設しています。弊社Web講座の特徴は、以下の通りです。
顔認証システムを搭載
正しく受講できているか判断するため、顔写真の登録をしています。登録された顔写真と受講者の顔を常時照合することにより、受講者本人がすべての講義を受講しているか判断します。カメラに顔が映らない場合は、動画を再生することができません。また、再生速度の変更も防止しています。これにより正確な受講とみなされ、修了が認められるのです。
受講から終了証発行までオンラインで完結
申し込みからすべてのカリキュラムが終了するまで、すべてオンラインで完結できます。支払方法がクレジットカード等の場合には、最短で受講を開始でき、視聴終了後にはPDFにてすぐに修了証を発行可能です。カード型の修了証を発行する場合でも、視聴終了後から10営業日以内に修了証を発行します。
受講の流れ
まず、修了証の発行について確認し、申し込みをします。修了証はPDFとカード型の修了証があります。受講料は10,000円(税別)です。カード型の修了証を希望の場合には、修了証発行代金として500円(税別)が別途かかります。
入金確認後、Web視聴アカウントがメールにて送付されます。アカウントを利用し、Web講座を視聴します。Web講座の視聴が終わると修了証が発行され、全カリキュラム終了となります。
まとめ
玉掛け業務従事者安全衛生教育はWeb講座での受講がおすすめです。好きな時間、好きな場所で受講でき、申し込みから修了証の発行まで、すべてオンラインで完結できます。Web講座では不正な受講を防ぐため、顔認証システムといった対策が取られています。利用にはインターネット環境と、カメラ機能付きの通信機器が必要です。正しく受講できなかった場合には、講座をもう一度受講する可能性があります。最悪の場合には、修了証の取り消しという可能性もあります。適切な受講を心がけてください。