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丸ノコ等取扱作業従事者安全衛生教育をWeb(オンライン)受講するメリットとデメリット

公開日:2024年6月24日 更新日:2024年6月24日

丸ノコ等取扱作業従事者安全衛生教育をWeb(オンライン)受講するメリットとデメリット

丸ノコなどの工具を業務上使用する方に、ぜひ受講していただきたいのが丸ノコ等取扱作業従事者安全衛生教育(以下:丸ノコ安全衛生教育)です。丸ノコの構造や、点検・整備の知識が身に付き、丸ノコによる労働災害を事前に防ぐ可能性が高くなるからです。

丸ノコ安全衛生教育には2つの受講方法がありますが、おすすめとなるのがWeb(オンライン)講座です。なぜおすすめなのか、そのメリットとデメリットを挙げながら解説していきましょう。


丸のこ等取扱作業従事者安全衛生教育




目次

丸ノコ安全衛生教育はWeb(オンライン)講座でも受講可能

丸ノコ

丸ノコ安全衛生教育は、丸ノコ及び丸ノコと似た形状の工具を取り扱う方に対し、受講が推奨されている講習です。受講方法には外部の団体などが開催する講習会に参加する方法と、自社内でWeb(オンライン)講座を受講する方法があります。

おすすめはWeb(オンライン)講座を受講する方法ですが、まずは丸ノコ安全衛生教育の概要について確認しておきましょう。

丸ノコ安全衛生教育の概要

丸ノコ安全衛生教育は、学科科目地実技科目を受講することで修了ができます。修了後に試験を受ける等はありませんので、講習を受講するだけで問題ありません。

その丸ノコ安全衛生教育で学ぶ科目と、科目ごとの受講時間を確認しておきましょう。

受講科目 受講時間
学科 丸のこ等に関する知識 30分
丸のこ等を使用する作業に関する知識 1時間30分
安全な作業方法に関する知識 30分
丸のこ等の点検及び整備に関する知識 30分
関係法令 30分
実技 丸のこ等の正しい取扱い方法 30分
合計 4時間

学科と実技を合わせても4時間の受講で修了できます。ただし、科目ごとの受講時間は、「最低限受講すべき時間」となっており、内容の理解が進まない場合は、上記の受講時間以上の時間をかけて学ぶことが必要です。講習の時間よりも、確実に知識を身に着けるという点を重視して受講することが重要となります。

丸ノコ安全衛生教育は特別教育ではない

丸ノコ安全衛生教育は、「安全衛生教育」であり「特別教育」ではありません。特別教育の場合、作業に従事するすべての方に受講義務がありますが、安全衛生教育に関しては受講義務はありません。

丸ノコ安全衛生教育にも受講義務はなく、未受講の方が丸ノコ等を扱う業務に従事しても、罰則等はないということになります。

ただし、丸ノコに関する労働災害の例を見ると、命を落とすケースも珍しくありません。従業員の安全確保のためにも、事業者としては特別教育と同等の重要度があると考え、できるだけ多くの従業員に受講してもらうことがおすすめです。

丸ノコ安全衛生教育をWeb(オンライン)講座で受講するメリット

丸ノコ安全衛生教育をWeb(オンライン)講座で受講するメリット

丸ノコ安全衛生教育は、Web(オンライン)講座で受講するのがおすすめであると上で書きましたが、その理由に関して解説していきます。外部団体の講習に出席するケースと比較しながらメリットを確認していきましょう。

自社内で完結できる

外部団体の講習会に参加する場合、なにより講習会場に行く必要があります。講習会は全国で開催されているとはいえ、自社の近くで開催しているとは限りません。講習会場が遠方の場合は、会場に行く時間も必要ですし、交通費も必要になります。また、4時間の講習とはいえ、往復の時間を考えると、1日がかりとなるケースも珍しくないでしょう。

そうなると、その日1日受講者は自社業務に従事できなくなり、業務に支障が出る可能性があります。

一方Web(オンライン)講座の場合は、当然自社内で受講できますので、往復の時間や費用負担がなくなります。また4時間の講習ですので、半日程度の時間で講習が完了するため、業務に支障が出ないように調整することが可能です。

丸ノコ安全衛生教育は、業務時間内の受講となりますので、より効率的に受講できるのは大きなメリットと言えるでしょう。

受講生が個々に受講可能

Web(オンライン)講座の場合、受講者を一か所の集めてまとめて受講する必要がありません。受講者が個々に受講できるというのは、大きなメリットです。

受講者の方にも日常業務があるかと思います。そうした業務の合間を見つけ、個々に都合のいいタイミングで受講できますので、受講効率という点では非常に高いのがWeb(オンライン)講座となります。

事業者が用意するものがほぼない

Web(オンライン)講座を受講するには、ネット環境とパソコン等があれば問題ありません。事業者側で特別用意するものがありませんので、手間をかけずに受講できるというのもメリットです。テキストに関しては、Web(オンライン)講座に申し込めば、受講者分が配布されるのが一般的ですので、テキストの用意もいりません。

手間なく申し込める上、受講するのは専門家による講義となるのがWeb(オンライン)講座の特徴です。講師役の専門家の方は、どのような方が受講しても分かりやすいように講義を行いますので、質が高く丁寧な講義が受けられるというメリットもあります。

丸ノコ安全衛生教育をWeb(オンライン)講座で受講するデメリット

丸ノコ安全衛生教育をWeb(オンライン)講座で受講するデメリット

丸ノコ安全衛生教育をWeb(オンライン)講座で受講する場合は、デメリットもあります。そのデメリットにも触れておきましょう。

実技教育に対応していない

Web(オンライン)講座では、実技科目に対応できないというのは大きなデメリットでしょう。Web(オンライン)講座を利用する場合、学科科目のみを受講し、実技科目に関しては別途自社内で実施する必要があります。実技科目の講師に関しては、特に選任条件はありませんので、自社内で丸ノコの取り扱いに慣れている方、知識をお持ちの方を講師に選任して受講するのが一般的です。

この点に関しては、外部団体の講習会のメリットです。講習会では実技教育まで一貫して受けることができますので、講師を選任する手間などが省けます。

修了証の発行に関して

ほとんどのWeb(オンライン)講座が、修了証の発行に対応しているかと思います。しかし、Web(オンライン)講座で発行される修了証は、あくまでも学科科目を修了した証であり、丸ノコ安全衛生教育全体の修了証ではありません。

外部団体の講習を受けた場合には、丸ノコ安全衛生教育のすべてを修了した修了証が手に入りますので、この点はWeb(オンライン)講座のデメリットといえるでしょう。

CIC日本建設情報センターの丸ノコ安全衛生教育Web(オンライン)講座

CIC日本建設情報センターの丸ノコ安全衛生教育Web(オンライン)講座

CIC日本建設情報センターでは、丸ノコ安全衛生教育のWeb(オンライン)講座を提供しています。CIC日本建設情報センターのWeb(オンライン)講座であれば、多くのメリットと、少ないデメリットで受講が可能です。

CIC日本建設情報センターの丸ノコ安全衛生教育の特徴を解説していきましょう。

受講生個々にアカウントを作成

CIC日本建設情報センターでは、受講者個々にアカウントを作成するため、受講者ごとの受講が可能となります。自身のタイミングで自由に受講できるため、業務に影響がないように受講することが可能です。

また、受講はパソコンだけではなく、タブレットやスマホでも可能ですので、いつでもどこでも受講できるでしょう。

顔認証システムで受講管理

Web(オンライン)講座の問題として、受講者がきちんと受講しているかどうかの確認が難しいという点が挙げられます。外部団体の講習会の場合、専門講師がいますので、受講生の様子を見ながら講義をすることができますが、Web(オンライン)講座の場合講師がその場にいません。

CIC日本建設情報センターでは、受講者の受講確認のために、顔認証システムを導入しています。講義動画再生中に、受講者が画面の前にいないと判断した場合には講義動画が自動的にストップしますので、しっかり画面を見て受講しなければいけません。

受講確認という点でも安心のシステムを導入しています。

実技教育のサポート動画付き

Web(オンライン)講座で最大の問題となる実技科目に関しては、サポート動画が提供されます。実技科目をどのように進め、またどのようなポイントを伝えるべきかという点が分かりやすい動画で確認可能です。

自社内から講師を選任して、講師とともにサポート動画を身ながら講義を進めれば、スムーズに実技科目を実施できるでしょう。

2パターンの修了証を発行可能

CIC日本建設情報センターでは、受講終了後に学科科目の修了を証明する修了証を発行しています。PDF版は無料で即発行、カードタイプは後日郵送で有料です。

また、発行される修了証は、裏面に実技科目修了を書き込むスペースが確保されていますので、自社内で実技科目を修了した時点で記入すれば、丸ノコ安全衛生教育の修了証としても活用可能です。

まとめ

丸鋸

丸ノコ安全衛生教育は、特別教育ではありません。特別教育ではないため受講義務はありませんが、受講が推奨されています。丸ノコに関する労働災害は、命に係わる事案も多く、事業者としてはできるだけ多くの従業員に受講してもらうのがベストでしょう。

受講方法には外部団体の講習に参加する方法と、自社内でWeb(オンライン)講座を受講する方法があり、おすすめはWeb(オンライン)講座受講となります。Web(オンライン)講座を選ぶ場合は、実技科目に対するサポートや、修了証の対応などを考慮して選ぶのがおすすめです。

CIC日本建設情報センターのWeb(オンライン)講座は、実技科目のサポート動画が付き、さらに2パターンの修了証が発行可能など、デメリットが少ない講座となります。

丸ノコ安全衛生教育の受講を考えている事業者の方は、CIC日本建設情報センターのWeb(オンライン)講座利用をぜひ検討してみてください。


丸のこ等取扱作業従事者安全衛生教育

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