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チェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育のオンライン受講とは?受講内容やメリットを解説
公開日:2025年1月20日 更新日:2025年1月20日
チェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育のオンライン受講とは?受講内容やメリットを解説
「チェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育ってオンラインで受講できるの?」
「安全衛生教育をオンラインで受講するメリットやデメリット、受講の流れも知りたい」
現在、チェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育のオンライン受講を考えている方の中で、このようなお悩みを持つ方もいるのではないでしょうか。
チェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育は、オンライン(Web)上で受講することも可能です。ただし、講習機関によってWeb講座のカリキュラムや特徴が異なるため、事前に情報を把握して自分に適した機関の講座を受講しましょう。
この記事では、チェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育のオンライン受講について詳しく解説します。オンライン受講のメリットやデメリット、受講の流れもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
チェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育Web(オンライン)講座の概要
まずは、チェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育のWeb講座の概要を詳しく解説します。特別教育の概要や受講登録・初期設定の手順についてみていきましょう。
チェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育とは
チェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育は、業務としてチェーンソーを取り扱う作業者に対して義務づけられている特別教育です。チェンソーを用いた伐木業務とは、名にあるとおり、チェーンソーを用いて行う木の伐採作業や造材作業のことを指します。チェーンソーは、林業をはじめ土木工事業や造園工事業などで用いられているのが特徴です。
Web講座の受講登録と初期設定の手順
チェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育のWeb(オンライン)講座を受講する場合、登録や初期設定の手順は、以下のとおりです。
- 利用端末(パソコン・スマートフォン・タブレット)などから申し込む
- 支払い方法(クレジットカード・銀行振込など)を設定して支払いする
- 必要な資料・情報が届くのを待つ
- 受講登録と初期設定をおこなって受講を開始する
Web講座では、パソコンやスマートフォン、タブレットの端末を使用します。その際、初回ログイン時にユーザー名やパスワードなどの設定が必要です。
個人情報まで確認したら、学習を進めてチェーンソーに対する知識を身につけましょう。
チェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育のWeb(オンライン)講座の内容紹介
ここからは、チェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育の講座内容について詳しく解説します。受講対象者とあわせてみていきましょう。
チェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育の受講対象者
チェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育は、チェーンソーを取り扱って伐木を行うすべての作業者が受講対象です。受講資格に関しては制限がないため、年齢や学歴に関係なく誰でも受講が可能です。
チェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育の受講内容
チェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育は、学科講習のみが実施されます。以下の表は、特別教育の講習内容と講習時間をまとめたものです。
科目 | 講習の内容 | 実施時間 | |
---|---|---|---|
伐木作業等の特徴と作業の安全 | 伐木造材作業の安全 |
|
1.5時間 |
大径木、偏心木等の伐木及びかかり木の処理 |
|
||
チェーンソーの特徴と保守管理 | チェーンソーの特徴と保守管理 |
|
2.0時間 |
チェーンソーの取扱作業の安全 |
|
||
チェーンソー取扱作業時間の管理 |
|
||
チェーンソー及びソーチェーンの点検整備 |
|
||
健康管理 | 健康診断及び事後措置 |
|
0.5時間 |
災害事例及び関係法令 | 災害事例とその防止対策 |
|
2.0時間 |
チェーンソーを用いて行う業務に係る労働安全衛生関係法令 | 労働安全衛生法・労働安全衛生法施行令・労働安全衛生規則中のチェーンソーを用いて行う伐木等の業務に係る条項・チェーンソーの規格 | ||
合計 | 6.0時間 |
Web講座の場合、動画を視聴するスタイルなので、上記の時間よりも長く設定されている可能性があります。また、日にちをわけて視聴する場合、修了するまでに数日かかることもあるでしょう。
受講時間がどのくらいなのか、事前に講習機関の情報を確認してみてください。
チェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育Web(オンライン)講座のメリットと特徴
チェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育をオンラインで受講するメリットは、以下のとおりです。
- 場所や時間に制限されずに受講できる
- 何度も見直せるため知識を定着させやすい
- 顔認証システムで不正受講を防止できる
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
メリット1. 場所や時間に制限されず学習できる
チェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育のWeb講座は、動画を視聴するスタイルなので、場所や時間に制限されません。受講者の好きなタイミングで学習を進められます。
ただし、ただし、「労働災害の防止のための業務に従事する者に対する能力向上教育に関する指針」には「能力向上教育は、原則として就業時間内に実施するものとする。」との記載があります。そのため、個人的な学習に関しては問題ありませんが、事業者側が無理に労働時間外の受講を強要するのは避けましょう。
労働時間外に受講する場合、受講した時間は労働時間とみなして賃金を発生させるなどの柔軟な対応が大切です。必要に応じて、仕事の休憩時間や通勤時間などどのタイミングで学習したのか共有するのもよいでしょう。
メリット2. 何度も動画を見直して学習できる
Web講座は、視聴期間内であれば、何度でも視聴可能です。自分のペースで理解を深めながら学習を進められます。
各講習機関の講習の参加や出張講習の場合、講師の説明を聞き逃しても再度聞き直しづらいのがデメリットです。Web講座は動画なので、巻き戻したり一時停止したりなど自由なスタイルで学習できます。
自分のペースでチェーンソーに関する知識・技術を身につけましょう。
メリット3. 顔認証システムが導入されていれば安心できる
Web講座の中でも顔認証システムが導入されているものであれば、事業者側も安心できます。顔認証システムによって、受講者が画面の前から離れている時間は学習状況が進まないためです。
事業者の中には、「Web講座は受講する姿が見えないからきちんと学習しているか不安…」と考えることもあるでしょう。顔認証システムが導入されているか、事前に確認しておくことをおすすめします。
CIC日本建設情報センターでは、顔認証システムを導入したWeb講座を提供しておりますので、ぜひ受講をご検討ください。
チェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育Web(オンライン)講座のデメリット
メリットがある一方で、チェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育のWeb講座には、以下のようなデメリット・注意点もあります。
- インターネット環境が必要
- 学習のモチベーション維持が難しい
それぞれの内容について詳しく解説します。
デメリット1. インターネット環境がなければ受講できない
Web講座は、インターネット環境を利用して受講する方法です。そのため、インターネット環境が整っていなければ受講できません。
受講する前に、利用予定の端末(タブレット・PC・スマートフォン)のインターネットが問題なく使えるか確認しておきましょう。また、デスクトップPCにはWebカメラの機能が付いていないものもあります。この場合は、外付けのWebカメラを別途用意することで受講可能です。
Wi-Fiではなくモバイル通信をご利用予定の方は、通信容量にも注意しましょう。Web講座は、動画講義なので通信容量がテキストよりも大きくなりがちです。通信容量の上限を超えると速度制限がかかって不便になるため、事前に確認してみてください。
デメリット2. モチベーションの維持が大切
Web講座は、モチベーションを維持して学習しなければなりません。自分で学習ペースで管理できる一方、モチベーションを維持できなければ受講の修了まで長期間かかるためです。
Web講座の視聴を終えるまでにどの程度の時間がかかるか、1日でどれくらいペースが進むのかなどを確認しておきましょう。計画的な学習スケジュールを組み立てることで、スムーズに学習を済ませられます。
CIC日本建設情報センターのWeb(オンライン)講座
CIC日本建設情報センターではチェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育のオンライン講座(Web講座)を用意しております。
特別教育で大切な要点をわかりやすくまとめたテキスト、専門講師の丁寧な動画講義で効率よく必要な知識・技術力を学べるのが特徴です。
CIC日本建設情報センターのWeb講座は、以下の手順で受講できます。
- CIC日本建設情報センターのWeb講座に申し込む
- 入金確認後、メールでログイン情報が送付される
- 受講(視聴)が開始する
- 受講完了後、自分が選択した修了証を受け取る
また、CIC日本建設情報センターでは、顔認証システムも導入しています。「受講者が画面の前で座って受講しているか不安…」という事業者側からの懸念点も解決しています。もちろん動画講義なので、一時停止や巻き戻しなど自由な視聴も可能です。
どのような受講方法で特別教育を学習するかお悩みの場合は、ぜひCIC日本建設情報センターの講座をご検討ください。
まとめ
この記事では、チェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育のWeb講座について詳しく解説しました。
Web講座は、専門講師による動画講義を視聴するスタイルなので、巻き戻しや一時停止などが自由です。
1日の学習時間も調節しやすいため、自分のペースで学習を進められます。
CIC日本建設情報センターでもチェーンソーを用いた伐木業務安全衛生教育のWeb講座を用意しております。モチベーションを維持しながら効率的に学習を進められる内容ですので、ぜひ受講をご検討ください。