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フォークリフト運転特別教育はWeb受講がおすすめ！メリットや受講方法を解説
公開日:2024年7月23日 更新日:2024年7月23日
フォークリフト運転特別教育はWeb受講がおすすめ！メリットや受講方法を解説
特定の業務に関しては、指定された講習を受講しないと従事できない業務があります。こうした講習の中に「フォークリフト運転特別教育」という講習がありますが、この特別教育とはどのようなものなのでしょうか。
この記事では、フォークリフト運転特別教育の概要や受講内容、受講方法などについて解説していきます。
目次
フォークリフト作業は特別教育の受講が必須
事業者は厚生労働省が定める、危険がともなう業務や有害な業務に労働者を従事させる場合は、安全又は衛生のための特別教育を実施する義務があります。最大荷重が1トン未満のフォークリフトの操縦（道路上を走行させる運転を除く）に関しても、厚生労働省が定めている危険をともなう業務です。そのため、「フォークリフトの運転の業務に係る特別教育」（以下：フォークリフト運転特別教育）の受講が必要になるのです。
受講対象のフォークリフト作業について
最大荷重が1トン未満のフォークリフトの操縦を行う場合に、特別教育を修了することが義務付けられています。ただし、フォークリフトで公道を走行する場合は、種類によって別途大型特殊免許などが必要になります。私有地における操縦の際にもフォークリフト運転特別教育が必要ですので、かならず受講しましょう。
おおむね5年以内の再教育が必要
事業者はフォークリフト運転業務従事者に対して、安全衛生教育を実施するよう指針が定められ、おおむね5年ごとに、安全衛生教育を実施するよう指針が定められています。
フォークリフト運転特別教育の種類と内容
一般的にフォークリフト運転特別教育は、学科と実技の2種類の講習があります。両方合わせて12時間の講習になり、日程的には2日間で終わるケースがほとんどです。
教育内容
| 内訳 | 内 容 | 時 間 |
|---|---|---|
| 学科 | 走行に関する装置の構造および取扱いの方法に関する知識 | 2時間 |
| 荷役に関する装置の構造、取扱いおよび作業方法に関する知識 | 2時間 | |
| 運転に必要な力学に関する知識 | 1時間 | |
| 関係法令 | 1時間 | |
| 実技 | 走行の操作 | 4時間 |
| 荷役の操作 | 2時間 |
フォークリフト運転特別教育の受講資格
フォークリフト運転特別教育の受講資格は学歴や性別、経験年数などの制限は、とくにありません。満18歳以上であれば誰でも受講可能です。特別教育の講習を開催している機関に申し込んで、全過程を受講すれば、修了証が取得可能です。
フォークリフト運転特別教育の受講方法
フォークリフト運転特別教育の受講方法は、大別すると以下の3種類があります。
- 居住する地域で開催される講習を受講する方法
- 自社内で実施する方法
- Web講座で受講する方法
講習機関は多く、費用や講習会場までの距離と開催されるスケジュールなどを考えて受講先を選びましょう。
自社内でもフォークリフト運転特別教育を実施可能です。社内でフォークリフトの操作をマスターしている作業者を講師として、特別教育を正しく実施した場合は、資格取得が認められます。ただし、社内で実施する場合は講師としてふさわしい社員がいるか、また講師を務める社員は、準備を含めかなりの時間を割かなければなりません。業務の停滞も考えられます。
そのようななか、最近注目されているのがWeb講座で受講する方法です。講習会場に出かけることもなく、比較的低額の料金で受講可能なため、注目を集めている勉強方法です。次章で詳しく紹介します。
フォークリフト運転特別教育はWeb受講がおすすめ
時間的や距離的な問題で、フォークリフト運転特別教育の講習会が開催される会場に向かうのが困難な場合は、Web講座で受講する方法がおすすめです。
フォークリフト運転特別教育をWeb講座で受けるメリット
フォークリフト運転特別教育をWeb講座を利用して受講するメリットは以下の通りです：
- 自分の好きな場所で学べる
- 都合のよい時間が選べる
- 交通費がかからない
- 一般的にWeb講習のほうが受講料は安い
- パソコンでもスマホでも受講可能
- わからない部分は繰り返し視聴できる
パソコンやスマホで育った世代にとって、Web講座はインターネットの時代にふさわしい勉強方法で、抵抗なくすんなり受け入れられるでしょう。
フォークリフト運転特別教育のWeb講座の注意点
まれに厚生労働省の求める法定要件を満たしていないWeb講座もあります。その講座を受講しても、正式なフォークリフト運転特別教育と認められないケースもあるのです。それだけに、受講前に教材や講義内容など、しっかりと調べて確認しましょう。
CICのフォークリフト運転特別教育講座の紹介
CIC日本建設情報センターでは、建設業界に特化した講座と研修で約25年の実績があります。CICでは建設業の現場に必要な特別教育や安全衛生教育も提供しており、今回の「フォークリフト特別教育」のWeb講座も開講しています。
受講生は自分のタイミングで受講可能で、業務への影響も最小限になります。またCICは、顔認証システムを導入して受講確認を行っています。これにより、不正な受講を防ぎ、受講者が確実に講座を受けていることを確認可能です。
Web講座を利用してフォークリフト特別教育を受講する際は、実技教育をどうするかという問題が出てきます。通常のWeb講座で学科教育は修了できますが、実技教育は受講できません。しかしCICは、Web講座に実技教育をサポートする動画も提供しています。この動画を参考にして、社内から講師役を選任し、実技教育を実施すればスムーズに講習全体が進行するのです。
CICのフォークリフト特別教育を受講し修了すれば、修了証が発行されます。修了証は即時発行のPDF版と、後日発送のカードタイプ（有料）があります。またCIC日本建設情報センターの修了証は学科教育の修了証ですが、裏面に実技教育の修了を記入する部分があります。ここに実技教育修了の旨を記載すれば、フォークリフト特別教育の修了証として活用できるでしょう。
まとめ
工場や倉庫に工事現場などで需要が高いフォークリフトは、最大荷重1トン未満でも操縦する際には、フォークリフト特別教育を受講する義務があります。フォークリフト事故の発生はゼロではなく、安全確保のためにも受講することが必須です。
近頃はWeb講習も可能です。ご自身の都合に合わせて理解できるまで何回でも視聴できます。しっかりとした知識が身に付くWeb講習も利用して、安全にフォークリフトが操作できる能力を取得しましょう。
