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有機溶剤業務従事者安全衛生教育はWeb(オンライン)講座での受講がおすすめな理由
公開日:2024年6月26日 更新日:2024年6月26日
有機溶剤業務従事者安全衛生教育はWeb(オンライン)講座での受講がおすすめな理由
有機溶剤業務従事者安全衛生教育(以下:有機溶剤安全教育)は、業務上有機溶剤を取り扱うすべての従業員に受講が推奨されている安全衛生教育です。有機溶剤安全教育は、特別教育のように受講が義務付けられているわけではないものの、有機溶剤の危険性は高く、特別教育と同等に考える必要があるでしょう。
そのような有機溶剤安全教育の受講はWeb(オンライン)講座がおすすめです。Web(オンライン)講座のメリットやデメリットに関して解説していきますので、参考にしてください。
目次
有機溶剤安全教育の概要と受講方法
業務上取り扱う有機溶剤の中には、人体に悪影響を及ぼすものがあり、また中毒性が高く危険なものもあります。こうした有機溶剤の危険性を知り、ばく露を防ぐための方法を学ぶのが、有機溶剤安全教育です。
有機溶剤安全教育は、「安全衛生教育」であり、特別教育に準ずる講習に位置づけられています。特別教育は、作業に従事する方すべてに受講義務がありますが、安全衛生教育に受講義務はありません。
ただし、広く受講は推奨されており、事業者の立場で考えれば、特別教育同様に重要な講習として、より多くの従業員に受講してもらうように考えるべきでしょう。
受講すべき主な業種
有機溶剤安全教育を受講すべき業種は有機溶剤を業務上使用する業種すべてであり、どの業種の方が受講するものであるという定めはありません。
主な業種としては、印刷業、塗装業、洗浄業、化学工業、接着・接合作業、研究・分析作業などが考えられますが、これ以外の業種であっても、有機溶剤を取り扱う方は受講すべきでしょう。
講習は学科科目のみ
有機溶剤安全教育の概要を紹介していきます。受講科目は学科科目のみであり、受講すべき科目と受講時間は以下の通りです。
受講科目 | 受講時間 |
---|---|
有機溶剤による疾病及び健康管理 | 1時間以上 |
作業環境管理 | 2時間以上 |
保護具の使用方法 | 1時間以上 |
関係法令 | 30分以上 |
合計 | 4時間30分以上 |
上の表で示した各科目の受講時間は、最低限受講すべき時間です。大切なのは受講時間ではなく、講義の内容を理解したかどうかですので、必要であれば上記以上の時間を確保し、各科目の内容をしっかり理解できるようにしましょう。
有機溶剤安全教育は業務のために必要な講習です。受講時間は就業時間内に設定する必要がありますので、事業者の方はうまくスケジュール管理をしながら、より多くの方に受講してもらえるようにしましょう。
受講方法は2種類
有機溶剤安全教育の受講方法には主に2つの方法があります。1つは外部団体や企業が実施する講習会に参加する方法、もうひとつは自社内でWeb(オンライン)講座を受講する方法です。
どちらの方法も受講者の人数分の費用で受講ができ、また事業者としては特に準備するものもないため非常に受講しやすいかと思います。どちらがおすすめかというと、効率の面と費用の面でWeb(オンライン)講座の方がおすすめです。
外部の講習会は、全国各地で行われてはいますが、常時開催されているものではありません。スケジュール面で融通がきかないというデメリットがあります。また、自社の近隣に受講会場があれば問題ありませんが、受講会場が遠方の場合、受講会場に行くための移動時間と移動費用が負担となるでしょう。
Web(オンライン)講座に関しては、移動時間や移動費用は不要ですし、自社の都合に合わせて受講が可能ですので、効率的に学べます。
有機溶剤安全教育をWeb(オンライン)講座で受講するメリット
有機溶剤安全教育をWeb(オンライン)講座で受講する具体的なメリットを解説していきましょう。
自社で準備するものがほぼない
Web(オンライン)講座での受講を申し込むと、講義動画とともに受講用のテキストも手に入ります。事業者側で用意するものはネット環境やパソコン程度です。多くの事業場ではこうした設備は整っているかと思いますので、実質用意するものはなく受講できるというのがメリットとなります。
受講者の都合に合わせて受講が可能
多くの場合Web(オンライン)講座は受講者が個々に受講可能となっています。受講者が1ヶ所に集まり、まとまって受講する必要はありません。受講者それぞれが自身の業務の合間の時間を活用して受講できるため、業務に与える影響が少なく効率的というのがメリットです。
質の高い講義が受講できる
Web(オンライン)講座では専門講師による講習が受講できます。また、Web(オンライン)講座はどのような方が受講するのか分からない中で講義動画を制作しますので、有機溶剤に関する知識が全くない方が見ても分かりやすい講義にする必要があります。
そのため専門講師の講義は非常に丁寧で分かりやすいという特徴があり、この点も大きなメリットといえるでしょう。
有機溶剤安全教育をWeb(オンライン)講座で受講するデメリット
Web(オンライン)講座で受講するデメリットはほぼありませんが、それでも考えられるデメリットに関しても解説していきましょう。
受講者の受講状況の確認が難しい
Web(オンライン)講座の場合、受講している場に講師が存在しません。つまり、受講者が真面目に受講しているかどうかを見ている人がいない状態での受講となります。外部の講習会はもちろん講師の講義をライブで受講しますので、受講態度が悪い方は指摘を受けるでしょう。
Web(オンライン)講座では、こうした講師による受講態度に対する指導が受けられないという点はデメリットといえます。
修了証が発行されるかどうか
外部の講習会を受講すると、その場で修了証が発行されます。有機溶剤安全教育においては、修了証の発行義務はありませんし、実際の作業現場でも携帯義務はありません。しかし、修了証があった方が、万が一の対応がスムーズになります。修了証はないよりあった方が安心です。
Web(オンライン)講座で受講する場合は、この修了証が発行されるかどうか、発行される場合はどのように発行されるのかという点を考える必要があります。
Web(オンライン)講座を選ぶ際のポイント
上記のメリットやデメリットを踏まえた上で、有機溶剤安全教育のWeb(オンライン)講座を選ぶ際には、どのようなポイントに注目して選ぶべきかを確認していきましょう。
ほかにどのようなWeb(オンライン)講座を提供しているか
有機溶剤安全教育のWeb(オンライン)講座を提供している企業や団体は数多くあります。その中からどの講座を受講するかを選ぶ際には、有機溶剤安全教育以外に、どのようなWeb(オンライン)講座を提供しているかという点に注目しましょう。
Web(オンライン)講座のメリットの1つとして、質の高い講義が受講できるという点を紹介しましたが、本当に質が高い講義かどうかを確認するには、どのくらいの数のWeb(オンライン)講座を提供しているかを見ればある程度想像できます。
多くのWeb(オンライン)講座を提供している企業は、Web(オンライン)講座の講義動画を制作するノウハウを持っている可能性が高くなります。受講する講座以外に提供している講座をチェックし、多くの講座を手がけている企業・団体のWeb(オンライン)講座を選びましょう。
CIC日本建設情報センターでは、特別教育をはじめとした安全衛生教育関連の講座を35以上提供しています。
修了証の発行に関して
修了証の発行に対応しているかどうか、また対応している場合は、どのような形で発行しているかも確認しておきましょう。発行は早いに越したことはありませんし、できれば、電子データの修了証だけではなく、カードタイプの修了証発行にも対応しているWeb(オンライン)講座がおすすめです。
受講確認をする方法
Web(オンライン)講座のデメリットで挙げた受講確認をする方法にも注目です。有機溶剤安全教育の内容は、人体の健康に直結する内容であり、受講する以上正しい知識を身に着けてもらう必要があります。とはいえ、受講している間、ほかの従業員等が付きっきりで監視するというのも現実的ではありません。
有機溶剤安全教育は受講後の試験などもありませんので、受講態度が非常に重要です。そのチェック方法も十分確認して選ぶようにしましょう。
CIC日本建設情報センターのWeb(オンライン)講座
CIC日本建設情報センターでは有機溶剤安全教育のWeb(オンライン)講座を提供しています。その特徴について紹介していきましょう。
多数のWeb(オンライン)講座を提供
CIC日本建設情報センターでは、有機溶剤安全教育をはじめ多数のWeb(オンライン)講座を提供しています。多数のWeb(オンライン)講座を制作するにあたり、より丁寧で分かりやすい講義動画にすることにこだわり、誰が受講しても理解しやすい講義を提供しているのが特徴です。
講師はもちろん専門知識豊富な講師を採用しており、見やすく丁寧な講義を受講していただけます。
受講者個々にアカウントを発行
CIC日本建設情報センターでは、受講者個々にアカウントを発行するため、個々に受講が可能です。受講者の方がそれぞれ自身のタイミングで受講できますので、より効率的に受講することができます。
修了証は2タイプ
修了証は2つのタイプの発行に対応しています。受講後に申し込めば即発行される無料のPDF版と、有料で後日発送となるカードタイプ版があるため、活用しやすいというのも特徴です。
まとめ
有機溶剤安全教育は、特別教育に準ずる安全衛生教育の1つです。受講義務はありませんが、有機溶剤の危険性を考えた場合、特別教育と同等に大切な講習といえます。事業者の方は、より多くの従業員に受講してもらい、万が一にも労働災害事故が発生することがないようにしましょう。
有機溶剤安全教育の受講方法は2種類ありますが、よりおすすめなのがWeb(オンライン)講座の受講です。Web(オンライン)講座であれば、自社内で効率的に受講でき、費用を抑えることができます。
CIC日本建設情報センターのWeb(オンライン)講座は、質の高い講義を費用を抑えて受講でき、Web(オンライン)講座のデメリットもほぼない講座ですので、非常におすすめです。
Web(オンライン)講座に興味がある方は、是非一度CIC日本建設情報センターのWeb(オンライン)講座を検討してみてください。