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【2024年】電気通信工事施工管理技士試験の申込み方法は?試験日などの試験スケジュール、合格発表までの流れも紹介

公開日:2023年11月24日 更新日:2024年10月1日

【2024年】電気通信工事施工管理技士試験の申込み方法は?試験日などの試験スケジュール、合格発表までの流れも紹介

電気通信工事施工管理技士試験(電気通信工事施工管理技術検定)の申込みには、複数の書類への記入が必要です。

なかには、会社や上司による証明が必要な項目もあります。

正しく記入することは、スムーズに受験し資格を取得するうえで重要です。

この記事では試験の申込み方法や必要な書類を中心に、試験スケジュールや合格発表までの流れ、申込みの注意点を解説していきます。

試験の申込みを検討されている方は、ぜひお読みください。


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目次


施工管理技術検定の受検資格改定

電気通信工事施工管理技術検定の試験申し込みから合格発表までの流れ

電気通信工事施工管理技術検定の試験申し込み

電気通信工事施工管理技術検定の試験申込みから合格発表までは、以下の流れで進められます。

  1. 申込みに必要な書類を用意する
  2. 申込用紙を購入する
  3. 実務経験証明書を作成する(再受検者、第一次検定のみ出願する方は除く)
  4. 受検申込書等に記入する
  5. 受検手数料を払込む
  6. 申込書類を簡易書留で発送する
  7. 受検票を受け取る
  8. 試験を受ける(1級は第一次検定と第二次検定が別の日)
  9. 合否通知を受け取る

申込みの段階で行うべき項目が多いことに注目してください。

新受験資格と以前の受験資格で必要な提出書類が異なるため、自分に合った受験資格での提出書類を早めに揃えておきましょう。

【2024年度】電気通信工事施工管理技術検定の試験スケジュール

電気通信工事施工管理技術検定の試験スケジュール

電気通信工事施工管理技術検定の試験スケジュールは、1級と2級で分かれます。

ここでは、2024年度の実施スケジュールを確認していきましょう。

1級のスケジュールを、以下にまとめました。

第一次検定と第二次検定は別々に実施されます。

項目 日程
申込用紙の販売 インターネット:2024年6年4月9日(火)~2024年5月13日(月)

対面販売:2024年4月9日(火)~2024年5月21日(火)

申込受付期間 ・インターネット:2024年5月7日(火)~2024年5月21日(火)23:59

・書面:2024年5月7日(火)~2024年5月21日(火)2

第一次検定実施 2024年9月1日(日)
第一次検定合格発表 2024年10月3日(木)
第二次検定実施 2024年12月1日(日)
第二次検定合格発表 2025年3月5日(水)

2級は第一次検定のみ実施する前期と、第一次検定・第二次検定ともに実施する後期があります。

スケジュールを以下に示しました。

項目 前期の日程 後期の日程
申込用紙の販売 販売なし インターネット:2024年6月24日(月)~2024年7月15日(月)

対面販売:2024年6月24日(月)~2024年7月23日(火)

申込受付期間 ・インターネット:2024年3月6日(水)~2024年3月21日(木)23:59 ・インターネット:2024年7月9日(火)~2024年7月23日(火)23:59

・書面:2024年7月9日(火)~2024年7月23日(火)

試験の実施 2023年6月2日(日) 2024年11月17日(日)
第一次検定合格発表 2023年7月2日(火) 2025年1月6日(月)
第二次検定合格発表 (無し) 2025年3月5日(水)

前期試験で第一次検定に合格した後、そのまま後期の第二次検定に出願することも可能な日程となっています。

申込み前に必要な準備

申し込みに必要な書類

試験の申込みには願書を記入する前に、済ませておくべき項目があります。

電気通信工事施工管理技術検定も例外ではありません。

願書の記入前に何を準備する必要があるか、1つずつ確認していきましょう。

受験する級など、どの段階から受験するか決めておく

電気通信工事施工管理技術検定の試験は1級と2級があり、それぞれ第一次検定と第二次検定の2段階が設けられています。

このため申込用紙にも、以下の3種類があります。

  1. 第一次検定のみ(2級は前期・後期で別々の申込用紙となっている)
  2. 第二次検定のみ
  3. 第一次検定・第二次検定を両方受験

一発合格を目指すなら第一次・第二次検定の同時受験をおすすめしたいところですが、第二次検定は実務経験を積んだ方しか受験できません。

新受験資格では第一次検定合格から3年、旧受験資格で受験する場合は一定の実務経験年数が必要です。

実務経験がない方や年数が短い方は、第一次検定しか申込めないこともあるでしょう。

ご自身の経歴やお持ちの資格をチェックし、どの級から受験するか、またどの段階から受験するか決めてみてください。

初めて出願する場合に必要な書類や準備

初めて電気通信工事施工管理技術検定に申込む方は、準備し提出すべき書類がいくつかあります。

スムーズに受験するためにも、事前に把握しておきましょう。

実務経験の項目や内容を整理しておく

「第一次検定・第二次検定」または「第二次検定」を申込む場合は、実務経験の記載が必要です。

以下の情報をチェックし、実務経験証明書に書けるよう準備しておきましょう。

  • 勤務先の名称や所在地
  • ご自身の所属部署
  • 在籍した時期(在職中の場合は入社した時期)
  • 工事種別、工事内容、工事において従事した立場

1級を受験する場合は指導監督的実務経験を証明する期間において、以下の項目も必要です。

  • 工事名、工期、発注者名
  • 地位や職名
  • 指導監督的実務経験の期間、および担当した業務の具体的な内容

卒業証明書を入手する(以前の受験資格)

旧受験資格(学歴の要件を満たして受験する方)を利用して受験する方は、卒業証明書の入手が必要です。

卒業証書は原本・コピーを問わず証明書として使えません。

また卒業した学科によっては、成績証明書や履修証明書が必要となる場合もあります。

これらの書類は、発行までに日数を要します。

受検の意思が固まった段階で、早めに入手しておきましょう。

資格の要件で出願する場合は、資格を証明する書類の準備を

資格の要件で出願する場合は、以下の書類を準備してください。

資格 必要な書類
第一次検定の合格者 第一次検定の合格を証する書類の写し
2級電気通信工事施工管理技士 第二次検定または実地試験に合格したことを証する書類の写し
電気通信主任技術者 電気通信主任技術者資格者証の写し
技術士(電気電子部門、総合技術監理部門) 以下の書類から1つを選び提出する

    • 技術士試験合格証明書の写し
    • 技術士第二次試験合格証の写し
    • 技術士登録証の写し
    • 技術士登録等証明書の原本

住民票を用意する

出願に必要な書類には、住民票も含まれます。

正しい氏名と生年月日が記載されていれば、いつ発行されたものでもかまいません。

外国籍の方は、国籍の記載がされていることも確認してください。

また、以下のどちらかに該当する場合は、住民票を準備する必要はありません。

  • 11桁の住民票コードを正確に把握している、日本国籍を持つ方
  • 再受検申込者

なお、第一次検定のみ申込む場合、第一次検定しか出願したことが無い方は、1番に当てはまる場合に限り住民票の提出が免除されます。

パスポート用の証明写真

受検申込書には、証明写真を貼付しなければなりません。

以下の要件を満たす写真を用意しましょう。

また、撮影年月日も受検申込書に記入する必要があります。。

  • 6カ月以内に撮影した、パスポートサイズの写真(縦4.5cm、横3.5cm)
  • 正面、無帽、無背景で鮮明な写真であること
  • 明るさやコントラストが適切であること。カラー・白黒はどちらでも可
  • 前髪やサングラス、マスクなどで顔が隠れていないこと
  • 影がないこと。また眼鏡のレンズに光が反射していないこと
  • 写真の裏面に受験する級、氏名、受検希望地を記入する

写真は試験当日の本人確認に使われるほか、合格した場合は合格証明書に印刷されます。

受検手数料

受検手数料は、出願書類を発送する前に郵便局の貯金窓口などで納入する必要があります。

以下の金額を、あらかじめ準備しておきましょう。

受検する級や試験の種類 受検手数料
1級(第一次検定・第二次検定の各検定) 13,000円(税別)
2級の第一次検定・第二次検定 13,000円(税別)
2級の第一次検定のみ、第二次検定のみ 6,500円(税別)

再受検者は過去の受検票または不合格通知書が必要

「第一次検定・第二次検定」「第二次検定」のいずれかで出願し不合格になった方は、再受検者として出願できます。

過去の受検票または不合格通知書を準備してください。

直近の試験でなくても、同じ級のものであれば問題ありません。

もし紛失して見つからない場合は、再受検申込届に必要事項を記入して同封しましょう

申込みの流れ

申し込みの流れ

ここからは、電気通信工事施工管理技術検定の申込み方法について解説します。

申込用紙を入手する

まずは、申込用紙を入手しましょう。申込用紙は、1部1,000円(税込)で販売されています。

全国建設研修センターの公式サイトにアクセスし、購入手続きを進めてください。

なお2015年度以降に試験を受験し再受検者に該当する方は、インターネット申込みを行える場合があります。

インターネットから申し込める方は、無理に申込用紙を購入する必要がありません。

自分に適した方法で電気通信工事施工管理技術検定の申込みを進めてみましょう。

初めて出願する方は、実務経験証明書を作成し会社の証明を受ける(以前の受験資格)

令和6年度の受験資格改訂後も以前の受験資格で受験する場合、「第一次検定・第二次検定」または「第二次検定のみ」実務経験証明書の作成が必要です。

1級の場合、受検資格区分によっては「専任の主任技術者実務経験証明書」または「専任の監理技術者の指導のもとにおける2年以上の実務経験証明書」の提出も必要となる場合があります。

これらの書類は出願する本人の記入だけでは完成せず、お勤めの会社から証明を受ける必要があります。

社内での手続きに日数を要する可能性があるため、早めに記入しておきましょう。

受検申込書など、申込みに必要な書類を作成する

電気通信工事施工管理技術検定の申込みには、以下の書類も必要です。

1級・2級の「受検の手引」を参考に、記入を進めてください。

  • 受検申込書(写真を貼付する)
  • 受検申請書・履歴票
  • 再受検の方は、過去の受検票または不合格通知書(受検票等の貼付欄に貼付する)
  • チェックリスト(第一次検定のみの受検者を除く)

再受験の場合、受験資格に関係なく必要な提出書類を再度用意する必要があります。

公式サイトの情報をもとに、なるべく早く揃えて申込みましょう。

受検手数料を払込む

出願書類には、「受検手数料 振替払込受付証明書 貼付欄」が設けられています。

出願書類を完成させるためには、発送前に受検手数料を払込まなければなりません。

払込みは、以下のいずれかで行えます。

  • ゆうちょ銀行の窓口
  • 郵便局の貯金窓口
  • ゆうちょ銀行のATM(払込用紙対応のATMのみ)

事前に払込用紙へ必要事項を記入したうえで、手続きを済ませましょう。

窓口では203円、ATMでは152円の払込手数料が必要です。

また現金で払込む場合は、手数料が110円加算されます。

払込みを終えたら、以下のとおり手続きを進めてください。

払込みを行った場所 出願書類に貼付する用紙 ご自身で保管する用紙
ゆうちょ銀行の窓口

郵便局の貯金窓口

「振替払込受付証明書(お客さま用)」の原本 振替払込請求書兼受領証
ゆうちょ銀行のATM 「ご利用明細票」の原本 「ご利用明細票」のコピー

郵便局の窓口に行き、簡易書留で発送する

必要な書類が揃ったら指定の申込用封筒に入れて郵便局の窓口に行き、簡易書留で発送してください。

当日の消印が付けば、到着日が受付期間を過ぎる場合でも申込みが受理されます。

一方で全国建設研修センターに直接持ち込んでも、申込みは受け付けられない点はご注意ください。

電気通信工事施工管理技術検定申込みに関する注意点

電気通信工事施工管理技術検定申込みに関する注意点

電気通信工事施工管理技術検定は、正しい方法で確実に申込む必要があります。

ここからは、申込みの際に大切なポイントを解説します。

早めに申込用紙や必要書類を入手しよう

申込用紙の発売開始から出願の締切までは、1級電気通信工事監理技術検定で6週間程度、2級電気通信工事監理技術検定では4週間程度しかありません。

この間に申込用紙の購入から必要事項の記入、実務経験証明書の作成、受検手数料の払込みと出願書類の発送まで済ませなければなりません。

以前の受験資格に基づいて受験資格を作成する際、会社による証明は社内手続きの都合上、日数を要する場合もあります。

「会社の証明はもらったものの、締切日を過ぎてしまった」という事態を防ぐためにも、早めに申込用紙や必要書類を準備するとよいでしょう。

新受験資格で受験する場合も同様、時間に余裕を持って必要な準備物を揃えてみてください。

出願書類はよく内容を確認して記入する

出願書類は各項目に書かれた内容をよく読み、何を書くべきか確認してから記入しましょう。

勘違いなどの誤記入や誤字・脱字にも十分注意してください。

万が一記載内容に不備が見つかった場合は、以下のペナルティを受けるおそれがあります。

  • 受検不可
  • 合格の取り消し
  • 受検の禁止(3年以内の期間を定める)

せっかく合格したにも関わらず資格を失うことのないよう、正しく記入しましょう。

実務経験年数を正しく計算する

実務経験年数は、正しく計算する必要があります。

とくに他の施工管理技術検定も受験する場合は、期間の重複がないよう注意が必要です。

一例として、以下をご覧ください。

期間 施工管理を担当した工事の種類
1月から3月 電気工事
4月から7月 電気工事と電気通信工事
8月から12月 電気通信工事

電気工事に従事した期間は7カ月、電気通信工事に従事した期間は9カ月ということが事実です。

しかし施工管理技術検定に出願する場合、重複する期間はどちらかの検定種目のみ計上でき、複数の検定種目で重複が許されないことは注意しておきたいポイントです。

もし4月から7月までの期間を電気工事の種目で計上した場合、電気通信工事の種目では8月以降の期間しか計上できません。

上の例では、実務経験が5カ月となることに注意が必要です。

郵便局の営業時間を要チェック

受検手数料の払込みや出願書類を提出する際は、郵便局の営業時間もチェックしておきましょう。

払込用紙を受け付けるATMの稼働時間は、長い場所でも以下のとおりとなっていることに注意してください。

曜日 ゆうちょ銀行の通帳やカードを使って払込む 現金で払込む
平日 7時~23時 7時~21時
土曜日 7時~23時 9時~17時
日曜・祝日 7時~21時 9時~17時

窓口も、営業する曜日や時間が限られています。

かつては貯金窓口なら平日の18時まで、郵便窓口は24時間営業している郵便局もありました。

しかし2024年5月時点では、以下のとおり短縮されています。

窓口の種類 営業時間
貯金窓口 平日の9時から16時までが基本。17時以降に営業する窓口はない
郵便窓口 最も遅い郵便局でも21時まで

ATMや窓口の営業時間は、郵便局によって大きく異なります。

日本郵便の公式サイトで、事前に確認しておきましょう。

必要書類を事前に準備し、早めの申込みで合格に近づこう

電気通信工事施工管理技士

電気通信工事施工管理技術検定で記入すべき項目は、多数あります。

用意すべき書類も多数ありますから、最新版の「受検の手引」が公開されしだい、申込用紙の入手を待たずに用意することをおすすめします。

早めに申込みを済ませれば、試験勉強に専念できます。

もちろん「締切日を過ぎてしまったため出願できない」というリスクも防げます。

早めに申込み、合格に向けて努力しましょう。


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